内容説明
「世の光」となるように召されたキリストの教会は、今日、何を見つめ、いかに歩むべきなのか。牧師、キリスト教思想家、哲学者、カトリック司教、経済学者、憲法学者が、教会とキリスト者の果たすべき課題と責任を、真摯に問うた講演・第2集。
目次
神の国と地上の平和―終末論的視点から教会の平和倫理を考える
キリスト教は「靖国」を超えられるか
宣教の課題としての教会の社会的責任―私たちの戦いの視点
教会が社会と国家に向き合う時―歴史から学ぶ
神の言葉による戦い―荒野の時代の中で
教会の信仰と社会的使命―信仰の視点から
愛と平和の手紙としての教会形成
時代の危機とキリスト教―矢内原忠雄の思想と信仰に学ぶ
平和についての教会的一致のために―ウェストミンスター信条を持つ教会として
原発問題で私たちが問われていること―キリスト教倫理の視点から原発問題を考える
新しい局面を迎えた改憲問題
著者等紹介
袴田康裕[ハカマタヤスヒロ]
1962年、浜松市に生まれる。1985年、大阪府立大学経済学部卒業。1985‐1993年、大阪府庁勤務。1996年、神戸改革派神学校卒業。1996年から2013年3月まで、日本キリスト改革派園田教会牧師。2000年から2002年まで、スコットランド、フリー・チャーチ・カレッジに留学(Post‐graduate Dip.)。2013年4月から、神戸改革派神学校教授(歴史神学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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