ソトコト新書 東ティモールの現場から―子どもと平和構築

久木田 純【著】

木楽舎（2012/03発売）

• サイズ B40判／ページ数 295p／高さ 18cm
• 商品コード 9784863240506
• NDC分類 302.246
• Cコード C0236

内容説明

ある国連職員の東ティモールでの仕事と生活。

目次

第１章　紛争後の東ティモールへ
第２章　大統領の三つの願い
第３章　命を守る千のトイレ
第４章　国連職員のワーク・ライフ・バランス
第５章　美しいティモール
第６章　東ティモールとのお別れ

著者等紹介

久木田純［クキタジュン］
西南学院大学文学部卒、同大学非常勤講師。国際ロータリー財団奨学生（シンガポール国立大学社会学部）。九州大学大学院教育心理学修士課程、同博士課程（社会心理学）。１９８６年からユニセフ・モルディブ事務所、駐日事務所、駐ナミビア事務所参加型コミュニティー開発担当官、駐日事務所副所長（外務省、ＪＩＣＡとの事業協力、資金調達担当）、駐バングラデシュ事務所副所長、ニューヨーク本部事業資金部上級アドバイザー（日本、韓国、世銀、国連機関担当）、駐東ティモール事務所代表などを経て、２０１１年８月より駐カザフスタン事務所代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[円覚寺]

東ティモールの子どもの状況がわかりやすく説明されていて、ユニセフの仕事内容も理解できた。また、子どもの状況を改善するべく支援することが大変ながらも楽しい現場として書かれていた。筆者は素晴らしいお仕事をされたと思う。

2013/02/13

[とある本棚]

ユニセフに勤める著者による東ティモールでの活動の回顧録である。第1章及び第2章の平和構築や民族融和のためのソフトアプローチが興味深かった。第3章の衛生啓発活動の民間企業との協業も面白く読んだ。

2021/07/31