生物多様性100問

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  • サイズ B40判/ページ数 319p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863240308
  • NDC分類 468
  • Cコード C0045

内容説明

Q&Aでわかる生物多様性入門。

目次

生物多様性とは
暮らしを支える生物多様性
文化・風習と生物多様性
生物多様性に守られる私たちの生活
生物多様性の恵みと食事
里地里山と生物多様性
グローバル化と生物多様性
人為的生態系の変化、多様性減少
地球温暖化との関係
生物の多様性に関する条約
生物多様性国家戦略
生物多様性基本法
生物多様性条約締約国会議(COP)
第10回締約国会議(COP10)

著者等紹介

盛山正仁[モリヤママサヒト]
1953年生まれ。自由民主党前衆議院議員。東京大学法学部卒。昭和52年運輸省に入省。国土交通省総合政策局情報管理部長を退職後、平成17年の第44回衆議院議員総選挙において兵庫県第1区より初当選。議員在職中に生物多様性基本法、エコツーリズム推進法、観光立国推進基本法、海洋基本法の議員立法を手がけた他、バリアフリー新法、海上運送法の一部などを改正する法律の内閣提出法についても中心となって法案をまとめ、成立させた。現在、武庫川女子大学教授、玉川大学客員教授、同志社大学客員教授、NPO法人日本エコツーリズム協会顧問、財団法人ひょうご環境創造協会客員研究員等をつとめる

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京生まれ。生物学者。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および中央公論新書大賞を受賞し、67万部を超えるベストセラーとなる。NHK‐BS番組「いのちドラマチック」にレギュラーコメンテーターとして出演中。生物多様性の大切さを伝えるための環境省の広報組織「地球いきもの応援団」のメンバーもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨクト

16
生物多様性に関するQ100でまとめてもの。浅くわかりやすくって感じ。無知で申し訳ないが、生物多様性基本法なんてものが制定されていたなんて知りませんでした。言い方は悪いが、人間が地球の生態系を攪乱し、ニッチを犯し、動的平衡を乱したのは確かな事実だ。でも、人間だからこそ守れる命が、種があることも確かなので、責任もってやってこうじゃねーか。四季折々の旬な食べ物を食べて、美味しいなって思って、大切にしようって思うことから始めましょう。できることは少ないけれど、その一歩が大切。2013/05/06

chinya

7
多様さって、人間社会でも必要なだなぁ〜って。細胞レベルから思いを馳せましたぁ。2016/11/21

Kaho

7
高校の教科書に少し引用されてたのが読むきっかけ。福岡伸一氏が監修を手がけてるのも一因。生物多様性の入門としてはいいかもしれないけど、重複してる部分もあり100問にする必要はない。生物多様性条約の目的。地球上の多様な生物をその生息環境とともに保全すること。(地球環境というネットワークにおいて生物はその結節点であるため。)生物資源を持続可能であるように利用すること。遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ公平に配分すること。(やはり人間中心。利権争い。)問題はここではないのか?今後の動向が気になる。2015/01/09

yamakujira

5
タイトルの通り100の質問に答えていく体裁の本で、2010年に愛知県で開催されたCOP10に合わせて出版されたようだ。生物多様性について啓蒙する必要性は理解できても、簡潔平易にわかりやすくしようと心掛けたとすれば逆効果に思えるほど、回答が一方的で中途半端に思える。帰化種が許容されるなら侵略的外来種も帰化途上じゃないのかとか、生態系を維持するならヌートリアはカワウソのニッチを埋めるのではとか、回答から疑問が生まれてしまう。他の生物を虐げる経済活動の抑制には賛成するけれど、人口も減らさないと。 (★★☆☆☆)2021/03/14

東雲

4
生物多様性について一問一答の形式で分かりやすく説明された本。文体も丁寧で分かりやすい。しかしQ&Aの形にする必要はなかったかも。被る内容もあるしわざわざ100問に帳尻合わせなくともよいのになと。読みやすいので詳しく知りたいのであれは同じ著者の違う本を読むのがよいかもしれません。基本に関してはこの一冊でバッチリです。生物多様性についての法律があるとは知らず、手に取った時に想像していた内容とは少し異なりました。知らない人の方が多い中でどのように活動していくのか、今後の行く末を追ってみたいと思います。2014/08/20

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