内容説明
ワインを売る仕事は、こんなにも刺激的!ワイン業界の風雲児・安井康一が書き下ろす“ワイン販売の哲学”、そして、今こそ伝えておきたいドラマチックな輸入ワイン・クロニクル。
目次
第1部 輸入ワインのドラマティックな歴史(輸入枠の時代;たった一冊のワイン専門書;ワインの先生たち;黎明期のワイン輸入会社;ルイ ラトゥール社 ほか)
第2部 ショップのない不思議な酒屋「リカーショップ愛」成功の軌跡(業務用販売を切り拓く;リカーショップ愛の経営哲学)
著者等紹介
安井康一[ヤスイコウイチ]
1948年(昭和23年)、東京都目黒区に生まれる。1972年、輸入洋酒問屋である日本リカー株式会社に入社。1980年に二子玉川の新玉川酒店に転職し、都内に誕生し始めたフランス料理店向けに輸入ワインの業務店向け販売をスタートする。1988年に独立して有限会社サブールクラブ・屋号リカーショップ愛(現株式会社リカーショップ愛)の代表取締役に就き、店舗を持たない輸入ワインの業務店向け専門酒店という前例のない業態で成功。2013年、64歳で代表取締役を退任。現在は株式会社リカーショップ愛の相談役である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どん シモン
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飲食店向けの業務用酒卸売会社を経営してきた著者が、日本に輸入されたワインについて、1960年代から、2015年までの時間軸とフランスを中心とした地域軸で書いている。 時間軸では、日本でのワインの流行の浮き沈みや、輸入ワインの普及に関係した人物に触れている。 地域軸では、フランスを中心として、産地、シャトー、仲介業者など、ワインの各地の特性について説明している。ワインの知識を日本の輸入者、卸売業者の面から書いているのが面白い。ただ、「副題の酒屋が成功した法則」について、12ページしか触られていないのは残念。2019/07/12
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