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かわいい☆キリスト教のほん

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863209343
  • NDC分類 192
  • Cコード C0076

内容説明

世界中で二十億を超える人が信仰しているザ・ナンバーワン宗教“キリスト教”。しかし、日本ではいたってマイナーな存在で、その成り立ちや教義、歴史の詳細についてはほとんど知られていないのが実情です。本書は、現代的でわかりやすい喩えを用いた解説と、かわいらしいイラストとともに楽しみながらキリスト教について学んでいくまったく新しいタイプの入門書です。

目次

第1章 イエスの時代
第2章 初期キリスト教と新約聖書
第3章 キリスト教の国教化
第4章 ローマ教皇と中世のキリスト教
第5章 宗教改革とカトリック改革
第6章 政教分離と現代のキリスト教

著者等紹介

架神恭介[カガミキョウスケ]
作家、ライター。早稲田大学第一文学部卒。ファッション仏教徒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

55
世界におけるザ・ナンバーワン宗教でありながら、日本では至ってマイナーなキリスト教。そんなキリスト教の歴史や成り立ちを現代的に分かりやすい例えで解説していました。親しみやすい語り口調で、小難しい専門用語も出て来ないのでキリスト教をゼロから楽しく学べるのがいいと思います。難解な教義や歴史的事件をきちんと押さえていながらも全く新しいキリスト教の入門書だと感じました。イエスの誕生から語られていますが、教養レベルとしては十分でしょう。カソリック寄りなのととってつけたような野球部の話が気になりました。2016/03/17

かおりんご

19
タイトル借りをしたけれど、タイトルと内容はあんまり関係なかった。最初と最後は、「もしドラ」に似た感じはあったのだけれどね。血生臭いキリスト教の歴史が分かる。2022/06/06

むらきち

6
『かわいい』のは表紙と挿絵だけ、中身は血生臭いキリスト教のガチ歴史解説。はじまりの方こそ成り立ちや聖書の解説とかあって宗教っぽい話ですが、その後はもう(はたから見たら)どーでもいい解釈論でマウント取ろうとする血まみれドロドロ政治闘争が延々と続く。作者さんが時々フォロー入れてきますが、暗い部分がデカすぎてぜんぜんフォローできてない。単純に歴史書だけ見てたら分からない内容も、宗教的な視点で見て初めて理解できる部分もあり、歴史書としても良かった。2021/05/07

ひやしなむる

6
もちろんキリスト教自体はそんなかわいくないですよ。イラストがかわいすぎて電車の中でどぎまぎしながら読みました(自意識過剰か?)。三位一体とか聖餐とかについての論争は「どっちの設定がよりグッとくるか」の論争だったと書いてあって、ああ、なるほどなーと納得しました。世界史の授業で聞いたときは、簡単な説明だったこともあってか、そんなに重要な話には思えなかったもので。本編読了後は「キリスト教は実にどうでもいいことでケンカばっかりしてるな(他人事)」と思いましたが、最後の短編を読むと、ちょっと身近に感じられますよ。2014/11/12

Sleipnirie

5
キリスト教の歴史をくだけた口調でツッコミいっぱいに語る。とにかく教皇や信者たちが何かにつけてやらかす。著者もそれに閉口しながら書く。教義の正統・異端を決める公会議で行われた色んな神学議論もちゃんと解説するけど「家でオナニーする方が有意義じゃないの?ってほどにどうでもいいこと」と身も蓋もない扱い。 極めつけはすべての解説が終わったあとに付けられた短編である。神ヤハウェを野球部の女子マネージャーにして血なまぐさくてえぐい展開にしており後半はイエスや神学議論も盛り込んでる。本当にこんな感じなら分からなくもない。2014/11/06

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