内容説明
およそ130カ国からの志願兵によって構成されるフランス外人部隊。この神秘のベールに包まれた部隊について、日本では「傭兵」「ならず者集団」「冒険とロマンを求める者たち」といった曖昧なイメージばかりが先行し、その全貌が正しく知られることはなかった。本書は、1831年の部隊創設から今日までの一世紀半以上にわたる詳細な戦歴、編制、主要兵器と装備、志願から除隊までの流れ、訓練と任務、5名の元日本人隊員との対談等を収録し、多角的な視点からフランス外人部隊の真の姿に迫っている。待望の外人部隊入門書の決定版。
目次
序章 フランス外人部隊の性格
第1章 フランス外人部隊の戦歴(外人部隊創設と植民地獲得をめざす戦い;第二帝政期の海外進出と伝説の始まり;帝国主義時代と第一次世界大戦;両大戦間期再びアフリカへ;祖国を失った第二次世界大戦;植民地支配の終焉と現代の外人部隊)
第2章 フランス外人部隊の編制
第3章 フランス外人部隊の兵器と装備
第4章 志願から除隊までの流れ
第5章 日本人隊員とフランス外人部隊
著者等紹介
古是三春[フルゼミツハル]
1960年生まれ。軍事、外交、政治問題について『軍事研究』『パンツァー』『グランドパワー』『エアワールド』等で記事を執筆した他、『ミリタリー・クラシックス』(イカロス出版)でもソ連軍ものを中心に記事を書いている。旧共産圏の軍事問題や兵器開発についての論文も多数
ビトウマモル[ビトウマモル]
1989年2月にフランス外人部隊へ志願。同年6月末に第六外人工兵連隊(現第一外人工兵連隊)に配属。1991年1月に湾岸危機の第二陣としてサウジアラビアに展開。停戦後、イラク領内での不発弾処理・クウェートでの対人地雷処理。1992年9月にジブチに小隊で派兵、同12月にソマリアに派兵され放棄された地雷・砲弾等を中隊で回収し爆破処理。1994年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
キミ兄
富士さん
ゴジラ 芹沢
-
- 和書
- 猫のきもちがわからない