内容説明
第2次世界大戦の開戦から9カ月経った1940年5月、ドイツ軍はついに西方への進撃を開始した。ドイツと互する陸軍大国であったはずのフランスはしかし、ドイツ軍の電撃戦の前にあっけなく崩壊する。そして降伏後もフランス軍はヴィシー政権軍、自由フランス軍に分かれ、それぞれの目的のため戦い続けた。本書は第2次世界大戦時のフランス軍を、フランス軍の前史、陸海空軍の装備全般、編制と組織、戦略構想、数奇な戦歴などを詳解しつつ多角的に解説したものである。主要交戦国でありながら、ほとんど顧みられることのないフランス軍、その知られざる姿に迫る。
目次
第1章 第二次世界大戦前のフランス軍
第2章 フランス軍の高等統帥組織
第3章 フランス軍の軍備
第4章 フランス軍の編制
第5章 フランス軍の戦略構想
第6章 第二次大戦中のフランス軍の戦い
著者等紹介
田村尚也[タムラナオヤ]
1968年東京生まれ。法政大学経営学部出身。大手自動車会社勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 要秘匿 ハヤカワ文庫NV