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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2022/01/12
お抹茶
0
新聞の楽しみ方をわかりやすく伝える。各紙の読み比べやスクラップは昔からよく言われること。読売新聞の有名記者だけあって読売新聞を肯定的に取り上げることが多いが,良い報道は他社のものも含めて紹介。一方で,朝日新聞へのライバル意識はけっこう見える。特に,安保法案やテロ等準備罪/共謀罪はバチバチである。「新聞の力は,歴史的に大きなできごとがあったときに,そのできごとの本質的な意味や歴史的にどう位置づけられるべきかを読者の前に描き出すこと」。政治や社会面の紹介が多いけれども,生活・文化面もおもしろいですよ。2023/08/19
アンゴ
0
★★★☆☆ 読売新聞出身の筆者が日本の大手新聞の社会的役割と機能について肯定的に一般的な概観を記述。 新聞社の編集局や記者クラブを知っている者からすれば、業界に対して批判的な視点は感じられない。特に記者クラブに関しては、社会からの批判に対し問題点を表面的になでるだけで必要性擁護に回り、全体的にあくまで新聞社の代弁者でしかない。 副題で大言壮語しているが、マスコミ志望者には、あまり役に立つとは思えない。学生に日本の新聞社の基礎構造を概説するときの整理にはなった。2018/02/13
beirain
0
随分意見が右寄りでしかも朝日をよく批判してるなと思ったら元読売の社員だった。 新聞のスクラップをカッターではなくてハサミで切り抜くとかこの人以外100%誰も関心を持たないであろうどうでもいい事柄に紙面を割いてしまうあたり周りの空気を察しない偏屈で頑固な昔気質のおじさん社員の姿が透けて見える。 本を出すときはもう少し公平で俯瞰した姿勢が大切なのじゃないのかな。2020/09/16