内容説明
労働災害の過失相殺について、わが国で初めての体系書。
目次
第1章 労働災害の過失相殺―総論(労災保険給付と民事賠償の併存請求と過失相殺―労災の損害補てんの特質;過失相殺の歴史的な流れ―過失相殺の理論はローマ法時代に発生;過失相殺とは何か―損害賠償の認定上における被害者側の「過失の斟酌」 ほか)
第2章 労働災害の過失相殺の割合別事例(判例)の一覧表(10%~の過失相殺の事例;20%~の過失相殺の事例;30%~の過失相殺の事例 ほか)
第3章 労働災害の過失割合ごとの類型別事例について(10%程度の過失相殺;20%程度の過失相殺;30%程度の過失相殺 ほか)
著者等紹介
安西愈[アンザイマサル]
1938年香川県に生まれる。1958年香川労働基準局採用。1962年中央大学法学部(通信教育課程卒)。1963年大内労基署等勤務(労基監督官)。1964年労働省労働基準局へ転任。1969年労働省退職、司法研修所に入る。1971年弁護士登録。1985年第一東京弁護士会副会長。1991年最高裁司法研修所教官。1999年日弁連研修委員長。2004年より09年まで中央大学法科大学院客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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