内容説明
「安全文化」という抽象的な言葉に惑わされるな。Q&Aを通じて、リスクアセスメントの本質へ導く。
目次
1 必ず理解してほしい「原理原則」(安全とは何か、リスクの受け入れとは何か~「安全の原理」;「受け入れ可能なリスク」と「許容可能なリスク」の違いとは ほか)
2 リスクアセスメントは情報の整理でもある(リスクアセスメントに着手する際の準備について教えてください;リスクアセスメントを進める際、作業把握がなぜ重要なのですか? ほか)
3 リスク見積りと対応策の検討~災害発生のシナリオを軸に(リスク見積り結果のばらつきをなくす方法を教えてください;本質安全化を図るためにはどのような方法がありますか? ほか)
4 リスクアセスメントの導入成功へ向けて~安全の現状を考えながら(リスクアセスメントの実施に当たって、安全衛生部署が受け持つべき役割を教えてください;安全とリスクアセスメントについて、理解を得るための効果的な方法を教えてください ほか)
著者等紹介
濱田勉[ハマダツトム]
厚生労働技官。愛知労働局労働基準部健康課労働衛生専門官。昭和38年9月生まれ、名古屋市出身。学生時代から四半世紀ほどオートバイレースに携わる。自身がライダーとなり出場したローカルレースでは二年連続のシリーズチャンピオン獲得、鈴鹿8時間耐久オートバイレースのメカニックとしても参戦。自動車整備士としてディーラーに勤務。在勤中は日産サービス技術大会の中部地区大会優勝、全国大会準優勝。その後、厚生労働省(旧労働省)に入省し、愛知県内の労働基準監督署に勤務。平成18年4月、豊田労働基準監督署第二課長。平成21年4月以降、名古屋西、名古屋東労働基準監督署の安全衛生課長を経て、平成26年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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