内容説明
あなたに伝えたい新聞の魅力。使い方ひとつで新聞があなたの力になる。
目次
序章 いざというときに役立つ「新聞の力」
第１章 スクープはこうして生まれた
第２章 新聞はどうやってできるの？
第３章 新聞取材の裏側
第４章 新聞から「世界」と「日本」が見える
第５章 新聞の上手な使い方
著者等紹介
橋本五郎［ハシモトゴロウ］
読売新聞特別編集委員。１９４６年、秋田県に生まれる。７０年、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任し、０６年より現職。１４年余にわたって読売新聞の書評委員を務めている。長くＮＴＶ系「ズームイン！！ＳＵＰＥＲ！」に出演、最近では読売テレビ「ウェークアップ！ぷらす」にコメンテーターとして出演している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃんしゃん
6
読売新聞、記者歴45年の著者による新聞解説本。ポイントが明快に押さえられてます。サブタイトル通りに「新聞の読み方で世界が見えます」!参考になりました。オススメです。2015/03/21
いよ
5
読みやすく、新聞がどういう力を持って人々に届けられているのかが分かる良著でした。新聞記者の目線で書かれているため、どういう心掛けで記事をひとつひとつ作っているのかが特に分かりやすかった。読売新聞の記者なので読売新聞の例が多く出るが、他の新聞社との比較もよく出てくるので、片寄りもないです。新聞の仕組みや働きかけを知るのにいい本でした。2016/05/17
よし
3
新聞業界に身を置く著者が新聞の魅力を説く。過去の記事を元にした解説は当時の世相を感じさせて面白い。日本の記者クラブの閉鎖性についてはアメリカの同様の制度を取り上げて反論している。しかし業界が長いゆえか、新聞というメディアに愛着を持ちすぎているようにも感じられた。2015/04/24
影法師
1
期待せずに手を出したが、予想に反して、得るものが多い一冊だった。読んで損はないだろうと思われる。ただ、そもそも新聞を読んでいない人が興味を持ち、手に取るかと言われれば、疑問ではある。2016/02/20
septiembre
1
実際の記事を引用しながら（著者が読売にコラムを書いている為引用は読売が多め。）各社のニュースの取り上げられ方の違いや社説、コラム、4コマ漫画に至るまで取り上げられている。物を視るときに大切な「鳥の目」「虫の目」。新聞にも流れがあって1面で取り上げられた内容が政治面、社会面とマクロからミクロになって取り上げられている。なんとなく冷たくて淡々としたイメージの新聞記事だったが作り上げている人たちの温かさを感じられるようになった。見出しの大きさの違いも新聞ならでは。新聞を読み込んでみたい。2013/11/02
