内容説明
部下は自分を受け止め、認めてくれる上司にこそ心を開き、やる気を発揮する。そしてこうした部下への対応は、上司自身が自分のストレスに適切に対処することと表裏一体である。傾聴力・観察力・かかわり力・承認力・質問力・コーピング力の6つの力を軸に、心理学の理論や数多くの事例を紹介しながら、部下のやる気を引き出すコミュニケーションと上司自身のストレスコントロールの手法を解説する。
目次
第1章 部下の本音とやる気を引き出す6つの力
第2章 部下は本音を話していますか?―傾聴力
第3章 部下はサインを出している―観察力
第4章 相手の心を開く/閉じるかかわり方―かかわり力
第5章 「OK牧場」でオールOK?―承認力
第6章 追い詰める質問と未来を開く質問―質問力
第7章 イライラを部下にぶつけていませんか?―コーピング力
第8章 こんなやりとりに陥っていませんか?
第9章 自分の心を大切にする
第10章 自分自身のやる気を引き出す
著者等紹介
市岡久典[イチオカヒサノリ]
1972年生まれ、名古屋大学卒業。ITコンサルタントとして活動する中、周囲がメンタル不調によって、休職・退職などに陥る現状を目の当たりにし、カウンセリングを学び始める。その後、ベンチャー企業の経営企画部門の執行役員を経て独立。現在、経営コンサルタント、心理カウンセラー(中小企業診断士、産業カウンセラー)、ビジョナリーマインド、日本セルフエンカレッジ協会代表。経営者のさまざまな悩みにカウンセリングの技法を用いながら解決を支援する、経営コンサルティングを提供するとともに、職場の人間関係に悩む人へのカウンセリングを行うほか、メンタルヘルスに関する講演や執筆も幅広く手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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