内容説明
経済成長の低迷、グローバル化に伴う日本の産業空洞化を懸念する声も聞かれる。しかし、これまで積み上げられてきた日本のものづくり経営には、まだまだ発展のヒントが存在する。長年製造業の現場に携わってきた筆者が、ものづくりの視点から、人材や組織の活性化、財務分析、新商品開発、マーケティング、コストダウンなどにわたり、身近なところから取り組める手法を紹介する。
目次
第1章 人と組織を活性化するには
第2章 利益を上げて社会貢献するには
第3章 利益を上げるために「売上を上げる」
第4章 利益を上げるために「費用を減らす」
第5章 元気のある企業紹介―経営革新に挑戦する4社
第6章 日本のものづくり、次の夢
著者等紹介
吉村守[ヨシムラマモル]
1980年京都大学工学部卒業。大手メーカーで複写機用現像剤の開発・生産技術・製造・工場立上げなどものづくりを実践し、技術開発部門で戦略策定、予算管理、組織向上活動の企画等を経験する一方、在職中に中小企業診断士資格を取得。その後プラスチック部品製造会社の製造部長、建設機械部品製造会社の営業部長などを経て、2009年中小企業診断士として独立。国内中小企業の事業再生、新製品開発、経営革新など各種支援・診断実績を持つほか、アジア・アフリカ・南米など海外開発途上国の産業振興支援活動にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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