出版社内容情報
世界の屋根はどのようにつくられたのか、登山の歴史、伝説の登山家、遠征隊、探検家たち、この山を故郷とするシェルパたちの肖像、そしてエベレストの地質、地理、今も変わり続ける標高、動植物、そして気候変動とごみ問題、ヒマラヤの未来を、壮大で美しい写真とインフォグラフィックスで伝える。
インド・プレートとユーラシア・プレートの衝突によって生まれたヒマラヤの誕生から、イエローバンドと呼ばれる独特の地層、今なお続くプレートの動きによって標高が変わり続けるエベレストの素顔を、最新の地質学の知見とともに解き明かす。
1953年のヒラリーとテンジン・ノルゲイによる人類初登頂から、酸素ボンベなしでの登頂、冬季初登頂、初の女性登頂など、100年にわたる登山史の名場面を振り返る。また酸素不足、凍傷、高度脳浮腫・肺浮腫など、人体が極限状態でいかに反応し、適応するかを医学的視点から掘り下げる。
500年前にチベットから移住してきたシェルパたちの歴史と信仰、豊かな文化、そして山岳観光の発展とともに激変した暮らしと、消えゆく伝統のはざまに生きる人々の姿を、当事者たちの言葉で伝える。さらに、ヒョウ、タール、ムスクディアなどの野生動物、高山植物の営みから、ベースキャンプのマイクロプラスチック汚染や急速に後退するクンブ氷河まで、人間の足跡が「世界の屋根」にもたらした影響を直視する。
【目次】
はじめに
1章 自然
地質、気候、動植物――エベレストの大自然を多角的に探る
2章 人々
500年の歴史を持つシェルパたちの文化と、変わりゆく暮らし
3章 登頂
初登頂から現代まで、挑戦と悲劇の100年の登山史を辿る
4章 未来
気候変動、ごみ問題、過密登山――山が直面する危機と展望
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