世界奇想美術館 - 異端・怪作・贋作でめぐる裏の美術史

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世界奇想美術館 - 異端・怪作・贋作でめぐる裏の美術史

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  • サイズ A4判/ページ数 256p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784863135680
  • NDC分類 702
  • Cコード C0070

出版社内容情報

奇妙で不思議な美術作品はどうやって誕生し、なぜ忘れられたのか。
多くの謎が残る古代の逸品、西欧美術史から零れ落ちた珍品、奇想の作品として著名な傑作、アウトサイダー・アートやモダン・アートの挑戦、そして古代から現代まであまたある痛快な贋作秘話など、疑問だらけの傑作・怪作・珍作・贋作を縦横無尽に語りつくす。
収録図版270点以上。

賢者の石のつくり方が暗号で記されているという『リプリー・スクロール』、
キリスト教の宗教画に登場する犬頭の聖クリストフォロス、
南米で誕生した火縄銃で武装する天使、
無数の釘が撃ち込まれた像「ミンキシ」、
キリスト教では宙に浮く聖人のいくつもの伝説、一方で冒涜を意図した『宗教の雛形』、
果物や野菜の寄せ集めで人物を表現したアルチンボルド、
死者の戴冠を描いた『1361年のイネス・デ・カストロの戴冠』、
妖精画『お伽の樵の入神の一撃』、
水中で描く初の画家として一世を風靡したザール・プリチャード、
細密肖像画ブームで生まれた、言いようのない味わいがある『火焔に包まれる男』、
心霊美術が生み出した、無名の画家たちの多数の作品、
彗星のごとく画壇に登場したピエール・ブラッソーの正体……。


「本書は、いわば裏の美術史案内であり、仮想の奇画珍画ギャラリーだ。取りあげるのは珍奇で異様な、いまではすっかり忘れられた作品ばかりだが、そのすべてに、作者の人生とその時代を伝える物語がある」
──はじめにより

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

160
アンチ・ルーブル的な美術館、これはこれで好い気もしますが、あまり人気は出なさそうです(笑) https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/23/090700052/2023/11/29

livre_film2020

45
よく美術展に足を運んでいるつもりだったが、全然知らない作品があり、まだまだ修行が足りない……と思った。解説文に「〜ばりの」といった砕けた口調を採用していたり、ちょっとしたトリビアが書かれておりクスッと笑える。全てをじっくり読んだわけではなく、流し読みしたのだが、時間をかけてゆっくり制覇していきたいと思える図書。2024/04/06

Nat

33
TSUTAYA二子玉川店で流し読み。前から読みたかった本なので、読めて良かった。できることなら購入して手元に置いてじっくり読みたいけど、残念ながら高すぎる。2024/04/08

32
紀元前から現代に至るまでに制作されたいろんな意味で異端・怪作、あるいは贋作である美術品を紹介している。わたしが面白いと思ったのは『エークロのパン屋の伝説』。人間の首を切り落とし、そこにキャベツを植えて止血している間に顔を焼いて整形するところが、怖いアンパンマンみたいだ。衝撃だったのは『ヘリオガバルスの薔薇』。上から降ってくるピンク色の薔薇の花弁がとても綺麗で、美しい絵画だと思っていたら、まさか大量殺人の場面を描いていたことに驚いた。他にも『芸術家の糞』などトリッキーな芸術品がいくつもあり、興味深い。2024/07/23

くさてる

31
副題通りの内容で、眼福のひとこと。美しいもの、醜いもの、文化世相の背景が分からないと意味不明なもの、とにかく人間の創造力を感じられる作品ばかりで面白かったです。その最後がAIによる作品でしめられているのも、それもまた人間の生み出したもの、ということなのかなあ。楽しめました。2024/06/15

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