出版社内容情報
恐竜はこんなにカラフルだった!
リアルな恐竜イラストで定評のあるリカルド・フラピッチーニのグラフィックと、ナショナル ジオグラフィックでおなじみのライリー・ブラックの解説で、最新の研究で明らかになった恐竜の姿を味わい尽くす。ページをめくるたびに美しく気高くリアルな恐竜の顔が現れ、その姿に魅了される。その横に、彼らがどのように進化してきたのか、生きていたのか、研究されてきたのかについて、最新の研究を基にした解説が加えられる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
174
世界一美しい恐竜図鑑ということで読みました。世界一美しいかどうかは微妙ですが、恐竜の顔のドアップが大迫力です。カラフルで鳥類の祖先であることが、良く解ります。顔は良いのですが、全身も掲載して欲しかった🦕🦖🦕 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/23/121600007/2023/01/16
たまきら
45
新刊コーナーから。美しいイラストと化石写真で構成されている図鑑です。ちょっと「恐竜=鳥」を強調しすぎているし(とはいえベニジュケイそっくりのオヴィラプトルとかうっとりしましたが)、全身イラストでないのがちょっと不満かな。あと、代表的な恐竜のショーケースなので、時代背景や植物層、同種の進化の過程といった視点がないのが残念でした。カイホンは知らなかった!…現在ほぼ2週間に1種のペースで恐竜は新種が発見されているそうです。…すごい繫栄っぷりが証明されていくなあ…!2023/02/23
風に吹かれて
19
恐竜と言えば、大きい、という印象がある。大きな恐竜の化石は残りやすく、小さな恐竜は食い荒らされたりして散逸することが多いそうだ。また発掘者も博物館のコレクションのために大きな恐竜を探していたのも事実。だから、恐竜は大きい、という印象が広まった。でも、実際のところ、多くの種類の小型恐竜がいた。爬虫類の栄養になっていた恐竜も少なくないらしい。 どれだけの種類の恐竜がいたのかも分からない。一部の化石がひとつしか見つかっていないものからほぼ完全形のものまで新種の恐竜の化石が次々と発見されている。 →2023/02/21
みや
15
タイトル通り、本当に美しい。どの恐竜も顔面のアップで、実物を写真で撮ったのかと思うほどリアルで生々しかった。鱗や毛の質感、皮膚の皺、瞳の輝きが本物にしか見えない。グラフィック技術の凄さに恐れ入る。ティラノサウルス・レックスが口裂け女のように口角が深いと初めて気付けた。各恐竜ごとの解説が非常に詳しく、見応えも読み応えも抜群。カイホンの鮮やかな虹色がメラノソームで判明した本当の色と知って驚き。青い瞳が凛々しいスクテロサウルス、ピンクの毛が可愛いのに長い嘴の下顎に長い歯が何百本も並ぶ翼竜プテロダウストロが好き。2023/09/05
tokkun1002
7
2023年。横顔画像の恐竜図鑑。こういうのもアリ。最近の研究成果盛り沢山。毛が生えているので顔当てクイズにできる程変わって見える。2024/10/01