出版社内容情報
天才とはどういった人間なのか?天才と呼ばれた世界の偉人を選び出し、生いたちや性格、生活習慣に迫る。天才たちの行動や発言から、天才の本質を紐解いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
41
天才、なんとも魅力的な言葉で天才と呼ばれる人たちへの興味は尽きることがありません。このムック本を読んでいて一つ気が付いたことがあります。天才とはアンビバレンツを受け入れる、というよりも常識という色眼鏡を持つ人から見ると相反することも天才と呼ばれる人にはそうとは映らないということです。行動についても一つのことに異常に熱中するかと思えば、他の分野にも深い興味を抱く。そこにはなんの違和感も疑問も持たないのです。そしてそれらが触れ合って、触媒となり、火花が散ったときに天才の頭脳の薪に着火するのではないでしょうか?2021/11/23
ねなにょ
25
しつこい程何かに夢中になる、こだわり続ける、様々な能力…時には尋常ではないパワーを発揮した(する)人々について、便宜上『天才』という単語を使って、彼らを取り囲んでいた環境や人柄などなどを広く浅く取り上げている。久々のナショジオ、面白かった。2021/04/29
G-dark
12
「天才」は「平凡」な人々とどう違うのか?を考察する本。子どもの頃からのIQの高さはさほど重要ではなく、むしろ、興味を持ったことを途中で投げ出さず「もっと極めよう」と夢中になれることや、普通の人が気づかないような細かい違いにこだわり抜けること、自分のひらめきを周りの人々から否定されたり挫折しても自分を信じ続けること、そして孤高の天才は意外と多くは無く、周りの人たちとの巡り合わせも重要…、とわたしはこの本の内容を解釈しました。人生のスタートダッシュがうまくいかなくても、何歳からでも花開けることに励まされます。2020/03/17
グラスホッパー
5
ニュートンのりんごの木、ダーウィンの肖像画、リンカーンの帽子、キュリー夫人の実験道具などのグラフィックでした。2020/07/01
きみこ
1
何か一つのことに集中する姿勢が凄い。みならわないと。ただ、ページがとびとびで読みにくさを感じた。2021/07/28