内容説明
絶対にカナダに行きたくなる。実は知らないことだらけ、「カナダの謎」。
目次
1章 赤毛のアンの謎
2章 先住民の謎
3章 カヌーの謎
4章 タラの謎
5章 ロッキーの謎
6章 トーテムポールの謎
7章 カウボーイの謎
8章 小麦畑の謎
9章 アイスロードの謎
10章 ワインの謎
データ集
著者等紹介
平間俊行[ヒラマトシユキ]
ジャーナリスト。1964年、宮城県仙台市生まれ。報道機関での勤務のかたわら、2013年から本格的なカナダ取材を開始。歴史を踏まえたカナダの新しい魅力を伝えるべく、Webサイトや雑誌などにカナダの原稿の寄稿を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
8
541作目。12月31日から。流石ナショナルジオグラフィック製、非常に読みやすい。文字の大きさや画像の挿入はさることながら、文章自体もポップで読みやすい。内容はお堅いものであるのにもかかわらず、それを砕いた形で示してくれている。カナダの歴史を知る上でこれ以上にないくらい親切な入門書である。カナダの国としての成立の歴史から現代に繋がるまでの寄りと引きが非常に巧みだ。2020/01/01
ひさごまろ
3
著者のカナダ愛が文章のはしばしに溢れており、たくさん共感しながら幸せな気持ちで読了。私にとっても大好きなカナダについて新しく知れたことがたくさんあったし、もっとカナダを体験したいと思わせてくれた。どうしてカナダが世界から愛されるのか、またカナダ人が愛国心が強いのか、それは懸命な国作りにある、という話が印象深い。2019/07/14
しろもち
2
雑誌Coyoteの中に紹介されていて知りました。カナダか好きな著者の軽快な語り口に、これなら自分でも読みやすそうだと思い読んでみたら、実際に読みやすく、著者のカナダへのあたたかい目線が感じられる良本でした。カヌーは一度乗ってみたい。ケベックへも行ってみたくなりました!次は、著者の料理に関する本も読んでみようと思います。2020/06/21
ままえもん
1
図書館本。知人の息子さんがこの夏カナダに留学したと聞き、赤毛のアン以外あまり知らないなーと。高校で学んだアメリカ史と比べカナダ史はかなり平和的。移民してきたヨーロッパ人に対し原住民の人たちがカナダの厳しい自然のなかで生きる術を教えてくれるなんて...。結局は移民たちの儲けになってしまうんだけど、それでも自然や原住民とまあまあうまくやってきた。今も多民族国家として多様性文化を認め多くの移民たちを受け入れているとのこと。アメリカに似て非なる。とても魅力的な国。CPRに乗ってロッキー山脈見てみたいなー。2022/10/04
みこ
0
アメリカと同様に先住民族が住まう土地に西洋諸国がやってきたが、その環境の厳しさから先住民族と協力しながらやっていくしかなかったカナダ。 アメリカという強国の隣にありながら、イギリスとうまく付き合っていってその後独立を果たし、その広い土地に移民を受け入れて自由にさせることで、今の魅力的なカナダが出来上がったと言える 北の大地は住みづらく、国としてまとまるにはロシアのように強く支配する方法が考えつくが、カナダはある程度自由にさせておくことで、国としての一体感を保っているのかもしれない2024/06/13