出版社内容情報
こんなの見たことない! 昆虫と暮らす著者が撮影した奇妙で面白い写真が満載! 生物多様性の国、コスタリカの驚きの昆虫ワールドを体験しよう!
内容説明
昆虫が日本の何十倍も生息している生物多様性の国、中米コスタリカ。探検昆虫学者・西田賢司は1998年から、ここで単身、昆虫を採集、飼育し、研究している。いったん森へ入れば、ゴミ袋いっぱいに昆虫と植物たちを持って帰ってくる。部屋には昆虫を飼育する袋がずらりとぶら下がっている。西田が自ら撮影した写真で、コスタリカの世にも奇妙で美しい昆虫たちを一挙紹介!
目次
第1章 昆虫のデザイン博(世を忍ぶ仮の姿;透明マント;忍法 隠れ身の術!)
第2章 昆虫の日常(オシャレな昆虫;昆虫の大好物;愛の営み)
第3章 昆虫の秘密の活動(ミステリー?!;芸術肌・職人肌)
著者等紹介
西田賢司[ニシダケンジ]
1972年、大阪府松原市生まれ。中学卒業後、米国に渡り、大学で生物学を専攻する。1998年から中米のコスタリカ大学でチョウやガの生態を主に研究。昆虫を見つける目のよさ、飼育や写真記録の上手さに定評があり、東南アジアやオーストラリア、中南米での調査も依頼される。現在は、コスタリカの大学や世界各国の研究機関から依頼を受けて、昆虫の調査やプロジェクトに携わっている。第5回「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
60
珍虫の宝庫コスタリカから探検昆虫学者の西田さんが、選りすぐりのミラクル虫をレポ。これまで数多くの新種を発見してきた西田さん、とんでもな〜く奇妙な連虫(中)を教えてくれた。脱皮した殻を4つも5つもくっつけたトーテムポール虫や、ベトナムハット風な糞を背負って歩く幼虫、アニメ銀魂のエリザベスの顔を浮かべた微妙に可愛い幼虫などなど。生態も実に個性的な主役級ばかり。虫嫌いさんは残念ですね、見ることが出来無くて!おっかなびっくりでも、このミラクルワールドに足を踏み入れてみればいいっしょ。2015/09/12
starbro
49
小さい時から昆虫が好きなので、こういう本を見るとワクワク(我が家の庭では、カマキリ、蝶、バッタ、コガネムシ位)します。コスタリカに行きたくても行けなさそうなので、紙上トリップを楽しみました!探検昆虫学者の西田賢司が珍虫をリポートします。今まで観たことのない昆虫のオンパレードです。個人的には宝石のようにキラキラ輝く昆虫が好きなので、イチ押しはプラチナコガネです。表紙の昆虫はゴールドのハムシで、こちらも結構オススメ!区切の400件感想登録でした。2015/10/17
Panzer Leader
20
中米コスタリカに生息する世にも不思議な昆虫たちの写真集。「夢に出そうなミクロ生物」の様な無機質さは全く無く、自然が育む美しさ・物珍しさには只々溜め息をつくばかり。子供には勿論、大人が見ても楽しめる正にミラクル昆虫ワールド。2016/07/11
凸凹パレード
10
TVでコスタリカの西田さんの小屋を見てからわくわく!こんな人生もあるのだね。スケルトンシリーズ圧巻です。日本もミラクル昆虫ワールドということで、もっと飼育熱が高まるぅ。2018/10/09
totalEclipse
10
きのこを栽培するありから、まだなぞが多いもの、ほんときれいなものなど一見の価値あり。2015/07/19