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極限高地―チベット・アンデス・エチオピアに生きる

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  • サイズ A4判/ページ数 199p/高さ 21X31cm
  • 商品コード 9784863133228
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

世界の極限高地3カ所すべてを踏破した写真家・野町和嘉氏が、厳しい自然と独自の伝統文化の中で生きる人々を見つめた待望の新刊。4500メートルの高地や現在では立ち入り禁止の場所、困難な時代の記録、2015年に撮り下ろした知られざる秘境まで。最新の取材やこれまで語ってこなかったエピソードを交えて、美しい自然とそこに住む人々の暮らしをダイナミックな写真で伝えます。

内容説明

地理的に孤絶しており、独自の文化が培われてきた「極限高地」。過酷な自然と、それゆえに保たれた他に類を見ない古い文化が写真家を惹きつけてきた。アフリカ、ユーラシア、アメリカの各大陸に残る極限高地をすべて訪れ、奥深い文化と雄大な自然を活写する。

目次

チベット
アンデス
エチオピア

著者等紹介

野町和嘉[ノマチカズヨシ]
1946年、高知県生まれ。写真家、杵島隆氏に師事したのち、1971年からフリーの写真家として活動を始める。1972年、サハラ砂漠に旅したことがきっかけとなり、過酷な風土を生き抜く人々の営みと信仰をテーマとして、世界各地を訪ね記録している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

19
人が暮らす場所。日本国内を移動していても、こんなところにも暮らしがあるんだ・・と思うことも多い。それが、世界の極地であり、かつ高地である3つの場所が取り上げられている。が、そこに共通するものを感じてしまうのは、自分だけだろうか。何よりも、眼を通して脳にガツンとくるのが「色彩」だ。厳しい環境であるからこそ、原色に近い鮮やかな色合いが多いのかとも思う。それが、そこに暮らす人のエネルギーの表出なのかもしれない。命を実感せざるを得ない暮らし。考えることは多い。2016/02/21

michel

16
★4.0。チベット、アンデス、エチオピア。以前に読んだ「ヤノマミ」は森で生きる種族だったが、今回は極限高地。どちらも共通するのは天と地が一体となった精神境地で生まれ死んでゆくこと。信仰が生まれることの、必然性が可視化されている。どれも、たった一瞬間を写しているのに、どれも悠遠の魂が写し出されている。極めて美しく、極めて厳しい大自然。野町さんが体感し得たその地の歴史・信仰・生活の営みを解説されているのも興味深く読んだ。2020/10/14

baboocon

11
現代日本に暮らしていると、とても現実とは思えない光景が地球には途方もなく広がっているのだということを否応なく感じる写真集。エチオピアの高地の崖の上で佇む修道女の写真が一番心ひかれた。2017/03/21

ハパナ

6
山間地であり標高の高い3エリアの、チベット、アンデス、エチオピアの生活・風俗を納めた写真集です。この物理的な平地の雄大さは、国土の広さから日本では余り目にできないものではないだろうか。エチオピアのカヌーパドルは、左右が直角ではなく平行なんですね。細かく見ていくと色々と面白いです。2016/03/16

Yasutaka Nishimoto

4
チベット、アンデス、エチオピアという文字通り極地で生活する人々の写真。乾燥し寒冷の地という、住むにはちょっと遠慮したい地域ではあるが、その写真に収まる人々の顔には、生活が刻み込まれているようだ。紫外線が強く肌を酷使していることがそう見える原因なのかもしれないが、その宗教的背景なども、見る側の深読みを誘っているようだ。寒くなければ訪れてみたい場所である。素晴らしい写真たち。2016/02/01

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