内容説明
聖地はどこも美しい。神聖な場所として豪華絢爛な建物が立つ場所もあれば、かつてあった信仰の痕跡だけが残されている場所もある。姿や来歴がさまざまであっても、長年にわたって大切にされ、崇拝されてきた聖地は、訪れる人の心を打つ。世界の聖地50カ所を厳選。豊富な写真で世界の聖地を巡礼。
目次
1 伝説の地と信仰の始まり(神殿の丘(イスラエル)
アトス山(ギリシャ) ほか)
2 日々の祈りの場(花の聖母マリア大聖堂(イタリア)
ケルアンの大モスク(チュニジア) ほか)
3 神が宿る場所(サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)
サン・ビターレ聖堂(イタリア) ほか)
4 巡礼の徒と修道の徒(聖カタリナ修道院(エジプト)
ラブラン寺(中国) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
84
《図書館》癒されたくて読んだ本。写真を見てるだけで現地に行った気分になれた。本当に美しい聖地ばかりで心が洗われた。すっごく良かったのに、本が臭くてたまらなかった。2019/01/08
あっか
55
特定の宗教に限らず、世界中の宗教の様々な美しい聖地が載っています。有名どころだけではなく、初めて見た聖地も!なぜそこに建てられたのか?という歴史も分かって面白い。ヨーロッパ建築は確かに美しいけれど、日本古来の神社仏閣がやっぱり好きだなあと感じました^^日本の聖地は厳島神社が小さく取り扱われています。2018/08/14
momogaga
51
ブックカフェ。訪れたことがある場所では厳島神社が紹介されています。訪れたくなったところは、フランスのシャルトル大聖堂です。2020/09/19
ann
38
村上春樹の「雨天炎天」を読んでからギリシャ正教の聖地アトス山に興味を持つようになった。表紙がまさにそのもの。世界中の聖地を一気に巡れて、この系統が好きな方にはお得な一冊。2016/01/06
更夜
16
ナショナル・ジオ・グラフィックの本は写真が大変美しくて、見ごたえのあるものばかりです。この本は聖地ということで、宗教、信仰というのがキーワード。人間、信仰の為にここまでの建築物を造ってしまうんだなぁ、と感心。行った事あるのは唯一、タイのワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)無宗教な私ですが、同じ仏教でもその装飾などにえらくびっくりした覚えが。やはり石でできた寺院が多い中で、ロシアの北欧に近い所にある、キジ島の木造教会群は異色。教会を木造にしてあるのを初めて見ました。色々思う事が多い写真集。2016/02/21