世界一の動物写真

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  • サイズ A4判/ページ数 252p/高さ 24X24cm
  • 商品コード 9784863132795
  • NDC分類 480.87
  • Cコード C0072

出版社内容情報

ロンドン自然史博物館が主催する「Wildlife Photographer of the Year」50年の歴史の中から選りすぐりの177枚を厳選。ネイチャーフォト最高峰の写真家たちによる傑作写真集。初めて撮影された歴史的な動物のモノクロの写真から、政治や写真史に影響を及ぼした有名な写真まで、ネイチャー写真の変遷が見える。

内容説明

本書は、世界最高峰のネイチャー写真賞「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」50周年を記念して出版された。それぞれの時代を代表する多くの偉大な写真家たちに焦点を当て、ネイチャー写真がどのように発展してきたかを解説する。黎明期の大型カメラから1960年代のカラーフィルムの台頭を経て、今日では動物写真の撮影技術はますます洗練され、誰も見ることのなかった未開の地までが被写体となっている。受賞作品は、画期的なポートレートから、思わずため息の漏れる空中撮影や水中写真、クローズアップ写真など幅広い。それぞれの写真に付けられたキャプションは、背景にある物語を感じさせる。そこでは、時代を画した優れたネイチャー写真の重要性を解説し、世界を代表する写真家たちのビジョンや才能、情熱、撮影技術を明らかにする。

目次

記録から芸術へ
写真の起源
コンテストの始まり
被写体を「見る」技術
被写体の目線で撮る
場に漂う雰囲気
そして光が現れた
決定的瞬間
野生の風景
自然のデザイン〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

44
「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」50周年記念究極の動物写真集。同賞が私の生年スタートというのに運命的なものを感じます。どの写真も素晴らしい(表紙のオオカミのポートレイト、裏表紙のチーター等)ですが、美しくダイナミックな写真が好きなのでNo.1は「大きなクマと小さなキツネ」(夕陽の美しいカナダのハドソン湾の氷上を歩くホッキョクグマとホッキョクギツネの写真)です。詳細はこちら⇒http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150203/434187/2015/10/24

mntmt

28
「ワイルドライフフォトグラファー オブ ザ イヤー」50周年を記念して出版された本書。息をのむような素晴らしい写真の数々。解説を読むとその一枚が撮れた経緯がわかる。何時間、何日も、時には何ヶ月もかかる。さらに、光の具合、構図など美的センスもいる。フォトグラフィーも芸術だなと改めて思った。一番好きな写真は、「幻想的な沼地を飛ぶアジサシ」。2016/08/03

宇宙猫

21
★★★★ 賞の50周年記念写真集。各時代の撮影技術や方法、各作品の説明にも撮影方法や苦労話がありより写真が楽しめる。一番のお気に入りは「最初の出会い/アヌップ・シャー」雄ライオンが近づいてくる赤ちゃんライオンを見ている写真。大きなライオンの頭と、その1/4くらいの赤ちゃんの後ろ姿が印象的。 自然保護に関心を集め、野生動物の保護に役立つことを目指している賞なので、最後の章は非常にショッキングな写真が載せられている。気分は下がるが、人間には自然を楽しむだけでなく、守る責任があると訴える重要なメッセージ。2023/12/15

bluemint

21
美しいだけではなく、厳しい自然に身を置く運命の残酷さ、これらが分離し難く一枚の写真に表現されている。アフリカに行けば誰でも撮れるわけではない。何年も狙い続け、構図を何度も頭の中で確認し、待ち続け、撮る。偶然も作用するだろうが、周到な準備をしないと一回のチャンスは掴めない。解説は不要で写真だけが語る、という意見もあるだろうが的確な説明で何倍にも理解が深まった。動物は何も語らず過酷な環境で淡々と生きているが、それだけに胸を打つ。2020/08/17

みさどん

19
どの写真も素晴らしく、横にある解説を読むことで、撮る時の状況や難しさがわかって、より有り難く見ることができた。自然や命を奪うことへの警鐘も表現してあり、きれいなものも血にまみれたものもある。目を背けてはいけないのだ。たくさんの人に見てほしい。2018/04/07

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