冬のライオン

電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

冬のライオン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863131118
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

アフガニスタン内戦の天才的指導者マスードがテロに倒れる直前の日々を描いた「冬のライオン」、犠牲者を出しながら殺人伝染病と闘う医師たちに密着取材した「エボラ・ウイルスと闘う人びと」をはじめ、生と死の境界で苦悩する人びとを取り上げた10編。ナショナルジオグラフィックアドベンチャー誌が選んだ最高のノンフィクション作品を採録。

目次

はじめに―引き継がれていく冒険精神
第1部 極限の地からの報告(冬のライオン―「パンジシールの獅子」マスードと過ごした最後の日々;軍閥のボスとグリーンベレー―グリーンベレーがドスタム将軍を敬愛するようになった理由;エボラ・ウイルスと闘う人びと―犠牲者を出しながら謎の出血熱と対決する医師たち;死の迷路からの帰還―原生林で迷ったときに生き残るための条件;地下洞窟に身を潜めた日々―暗闇で生き延びたユダヤ人一家のすみかを発見)
第2部 野生生物をめぐる冒険(人食いライオン追跡―伝説の人食いライオンが子孫を残していた;震える大地―野生ゾウの襲撃に苦悩する人びと;反捕鯨の戦いに命をかける海賊たち―荒れる南極海のクジラをめぐる攻防戦;受難のマウンテンゴリラと対面するまで―戦乱続くゴリラ保護区に潜入した女性ジャーナリスト;極寒の地の皇帝たち―二万つがいが群れるコウテイペンギン繁殖地を訪ねる)

著者等紹介

尾澤和幸[オザワカズユキ]
1953年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒

河野純治[コウノジュンジ]
1962年生まれ。明治大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
世界的に知られた事件、人物に関するノンフィクションを短くまとめた文書集。おそらくは多くの時間と資料を背景に、現実のエッセンスを著そうとした力作ばかり。駆け足だが、筆者それぞれの取材熱が伝わってくる。2018/02/22

トムトム

6
こんな危険な場所に行って見て書く人がいるんだなぁ。面白くはない。自称ジャーナリストが「ありのままの真実を伝える」とか言っているけれど、多分に主観が入っている。ナショジオの場合はキリスト教色が強い。異文化への非寛容が鼻につく。2019/10/22

sasha

6
カバー写真のマスードの笑顔で衝動買いだよ。極地からの報告と、野生動物をめぐる冒険の2部構成。マスードの話だけでも満足だったが、ホロコーストの嵐をウクライナの洞窟でやり過ごしたユダ人一家の話はもっとじっくりと読みたいと思わせてくれた。エボラ出血熱と対決する国際医師団、人家を襲撃するゾウ、遭難のメカニズムと人間の心理等々。どれも面白かったが写真がほとんどないのが残念。ユダヤ人一家が1年近くを過ごした洞窟にも実際に足を運んでいるのだもの。口絵でカラー写真が欲しいところだったなぁ。世界には知らないことが多すぎる。2014/08/29

normal09

2
おもんくないな。2011/06/20

デナーダ

2
目的さえ正しければ、どんな手段でも許される?テロを容認したら、鯨よりモスレムを守るイスラムの論理に飲み込まれる。2010/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/598487
  • ご注意事項