内容説明
衝突する銀河、生まれたばかりの星々、130億光年先の深宇宙、華々しい星の爆発…。ハッブル望遠鏡がとらえた驚きの画像約150点を収録した完全保存版。
目次
はじめに
プロローグ
1 世界一有名な望遠鏡
2 星雲の正体を探る
3 周回軌道へ乗せる
4 観測の開始
5 深宇宙の神秘を見る
6 20年間の観測成果
エピローグ
著者等紹介
デボーキン,デビッド[デボーキン,デビッド][DeVorkin,David]
スミソニアン協会の米国航空宇宙博物館で天文学史と宇宙科学部門の責任者を務めている。2001年9月にスタートした常設展示「宇宙を探査する」の責任者。ハッブル望遠鏡やヘンリー・ノリス・ラッセルに関する著書がある
スミス,ロバート・W.[スミス,ロバートW.][Smith,Robert W.]
カナダのアルバータ大学歴史学(科学史)教授。「科学、技術および社会」プログラムの責任者。かつて航空宇宙博物館にスタッフとして勤めていた。25年以上にわたりハッブル望遠鏡の歩みを詳細に追い続け、関連する著作も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃちゃ
12
7000光年とか,130億年とか何だかもう,スケールが大きすぎて。人間なんてちっさいなあ~。ほくたちの周りにこんなにも大きくて美しい世界が在るなんて信じられないね。でも,それが存在していてくれるって何だかとっても嬉しい。人間の手の届かないものが確かにあるんだなあ・・・って,そう思える。宇宙の謎を一つ一つ解き明かす研究って,地味なことの繰り返しなのだろうけれど,楽しいんだろうなあ・・・。2011/12/17
さいちゃん
7
ハッブル望遠鏡が撮影した宇宙、大星雲や銀河の恐れ多く迫りくる神秘な美しさに圧倒され酔いしれるばかりのなんとも幸せな時間を過ごすことができた。こんな宇宙観の元では人間はなんてちっぽけな存在なんだろうと心の底から思う。何もかも忘れてただ荘厳な宇宙に迷い込むことができた。2020/07/23
かす実
4
かなしい気分だったので大きな本抱えて読んでみた。生命の雄叫びがきこえる。人間の一生なんて、取るに足りないな。宇宙の神秘を初めて人類に知らしめたこのハッブル望遠鏡が、いち研究用装置の域を越えて人々に愛されたのも納得。2018/03/20
123456789wanko
2
とにかく眺めながらニヤニヤすればいいと思います。パラパラとページをめくるだけで幸せになれる本。2011/12/10
寧々子
2
とにかく美しい!! ハッブル宇宙望遠鏡の宇宙の画像はあまりの美しさにため息をつくか、ウットリと眺めてしまうか感嘆の声を上げしまう。。。 大型本なので画像の迫力は絶大で荘厳な美しさには畏怖の念を抱いてしまうほどです。 ハッブル望遠鏡の計画段階からの軌跡も紹介されていますが、画像に目を奪われっぱなしだったので、じっくり読んだとは言えずあんまり理解してないかも?!2011/01/15