地図と写真で読む聖書の世界

地図と写真で読む聖書の世界

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  • サイズ A4判/ページ数 367p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784863130470
  • NDC分類 193
  • Cコード C1016

内容説明

詳細な地図、豊富な写真と図版を生かし、「聖書の世界」に登場する様々な人物、土地、事件について、年代を追って、正確に分かりやすく解説。

目次

第1章 アブラハム以前の世界
第2章 アブラハムがたどった道
第3章 エジプトのヨセフ
第4章 出エジプト記
第5章 カナンの集落
第6章 ダビデとソロモンの王国
第7章 王国の分裂と滅亡
第8章 捕囚からの帰還
第9章 イエスの世界
第10章 初期キリスト教とラビのユダヤ教
エピローグ 三つの宗教の聖地

著者等紹介

イスブ,ジャン・ピエール[イスブ,ジャンピエール][Isbouts,Jean‐Pierre]
フィールディング大学院(米カリフォルニア州サンタバーバラ)文化・メディア研究科教授。レイデン大学およびコロンビア大学において美術と考古学を専攻し、古代、ルネサンス、19世紀の美術に関して多数の解説書を執筆。キリスト教とユダヤ教、イスラム教の起源に関する解説書を執筆するほか、聖書の遺産に関するテレビ番組のライターとプロデューサーを務めた

月本昭男[ツキモトアキオ]
立教大学文学部キリスト教学科教授。専攻は旧約聖書学、古代オリエント学、宗教史学。1971年東京大学文学部卒、1977年東京大学人文学系大学院中退、1980年ドイツ・テュービンゲン大学修了(Dr.Phil)。1981年より立教大学。日本旧約学会会長、日本オリエント学会会長、国際宗教史会議(IAHR)副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

332
全体の2/3くらいが旧約の世界。イエス・キリストの登場は、かなり後。私はプロテスタントなので、新約には馴染んでいても、旧約はなんだか神話的な世界のような気がしてしまう。ところが、本書では聖書考古学というか、それら旧約の世界を地図と史料とで跡付けて行く。なんだか夢を現実化してゆくような面持ちである。アブラハム、ヤコブ、ヨセフ、そしてモーゼの世界である。ダビデの王国、ソロモンの王国と続くのだが、実感を持てそうな気がするのは「捕囚の終わり」あたりからであろうか。地図も構成も、さすがはナショナルジオグラフィック。2023/02/19

Christena

5
旧約聖書の舞台になっている場所を、現代の詳細な地図上にプロットし、史実をふまえて解説。出土品やその場所の風景など美しい写真が多く掲載され、とてもイメージしやすい。後半は新約聖書ゆかりの場所や、ユダヤ教、イスラームについても。聖書を読むときに、手元に置いておきたいと思う1冊。図書館本なのが残念。2014/02/25

nizimasu

4
やっと読めた。聖書の世界を聖書学や考古学の成果をもとに批判的に解説している。とにかく地図や図版、当時の時代背景などを丹念に紹介しているので読んでいて、いわゆる聖書が生まれてきた中東やアフリカ世界のイメージが広がってきます。いずれにしても過酷な環境の中で、民族が生き抜いたりする壮大なエピソードには驚かされるばかり。厚い本ですが読み込むとかなり聖書に対する親近感と世界と繋がる感覚が味わえるかも2013/12/17

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