木山千景ノ怪顧録

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木山千景ノ怪顧録

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863114531
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「手駒がほしいのでしょう?私なら貴方の役に立つ筈だ。」

怪異をもたらす存在として、死後も恐れられた男・木山千景(きやまちかげ)。
生前の木山は魂の色が視える才能あふれる見鬼でありながら、ひどく病弱だった。少しでも生き永らえるため妖術にすがる木山は、人と怪異の仲立ちを生業とする一族の当主・帯刀燈(たてわきあかり)に弟子入りし、教えを乞う。
顔食みの面、襲いかかる生人形、晩夏の町に現れた雪女…帯刀の元には数々の悍ましい怪奇事件が舞い込んできた。
後世に悪名を轟かせる男の苦悩と葛藤の日々を描いた怪異譚。

『夜行堂奇譚』が贈る、もうひとつの執念の物語。
装画:立藤 灯


【目次】

序/七織/雨塚/屍愛/解夏/不坑/番外編・花火

内容説明

怪異をもたらす存在として、死後も恐れられた男・木山千景。生前の木山は魂の色が視える才能あふれる見鬼でありながら、ひどく病弱だった。少しでも生き永らえるため妖術にすがる木山は、人と怪異の仲立ちを生業とする一族の当主・帯刀燈に弟子入りし、教えを乞う。顔食みの面、襲いかかる生人形、晩夏の町に現れた雪女…帯刀の元には数々の悍ましい怪異事件が舞い込んできた。『夜行堂奇譚』が贈る、もうひとつの執念の物語。後世に悪名を轟かせる男の苦悩と葛藤の日々を描いた怪異譚。

著者等紹介

嗣人[ツグヒト]
熊本県荒尾市出身。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

47
鬱陶しいくらい自信満々な自己中霊術師とその押しかけ弟子のこれまた鬱陶しさでは負けない根暗見鬼見習いという全然爽快感がないけど何だか目が離せないバディによる、血みどろ怪異始末記。本編で語られる怪異の一端がしっかりカバー画に反映されているので読者が血みどろ耐性に合わせて覚悟を決められる親切設計。読みます?・・『夜行堂奇譚』読者は帯刀燈の最盛期のオラオラ度と時々覗く育ちの良さを愛でつつ、諸悪の根源となる前の木山千景の闇落ち寸前崖っぷち青春記を慈しむ外伝としてももちろん読める。あの顔でりんご飴を出されても(笑)2025/10/02

ポチ

33
木山の生い立ちや環境は分かったけど、持って生まれた性格ってあると思うなぁ。木山は最初から変わらず木山だった。2025/09/18

luadagua

16
初読み作家さん。木山は魂の色を見ることができるのだが、病弱なため身を守る術を学びに怪異の仲介人である帯刀に弟子入りをする。あらゆる強さを持つ帯刀にはじめは嫉妬しつつも、二人で怪異に立ち合うごとに関係が少しずつ深まりを見せていく。本編が恐ろしいぶん、番外編はほのぼのしていてよかった。この作品はもちろんおもしろかったのだけど「夜行堂奇譚」のスピンオフとのことなので、どうしても何か足りない感がある。(木山と帯刀の闇の部分がもっと詳しく知りたくなる)やっぱり本編が気になるので追々読んでいきたい。2025/09/28

にゃるび

13
献本が当たったので、早速読了。実は夜行堂奇譚は、コミカライズ版のみ読了しているので原作がまだ読めてないところもある。コミカライズがちょうど帯刀老の葬儀のところだったので、結構タイムリー。これ単体でも楽しめました。裏表紙の雪女が美しい。お互い腹に一物を抱える師弟関係はよいですね。怪異との距離の取り方もよかった。夜行堂奇譚の方も原作をよもうかな。2025/09/18

anxiety

11
「夜行堂奇譚」の帯刀と木山が、かつて師弟関係であった頃のエピソードのみを抽出した一冊。ただ今巻初出の話ってどれ位あるんだろう。最終話を除き、どれも読んだことある様なない様な…?晩年の万事に鷹揚な帯刀と、歩く厄災と成り果てた木山のまだ十分に人間臭い様子が楽しく、そしてその後の時の流れが二人に齎したものを思わされて悲しい。特に最終話、二人で屋台の林檎飴をかじるシーンが千早と大野木の遣り取りとダブって余計に沁みる。2025/09/22

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