出版社内容情報
江戸時代に宿場として賑わった東海道五十三次。
東京、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀の旧宿場に、
現在も残る美しい風景を写真と文章で紹介したのが本書。
居ながらにして東海道五十三次の旅を楽しめる一冊となっています。
江戸時代、東海道の宿場として賑わった東海道五十三次には、今でも懐かしい風景が残っています。
東京、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀にあるすべての旧宿場をめぐり、
そこに残る美しい日本の風景を写真で切り取ったのが本書です。
写真に加え、宿ごとに解説文を掲載。名物などの情報も盛り込み、
さらに、街道沿いの集落に残る伝説をコラムで紹介しています。
往時をしのびながら、居ながらにして東海道五十三次の旅を楽しめる一冊です。
【著者紹介】
1948年 香川県生まれ
公益社団法人日本写真家協会会員(JPS)
公益社団法人日本写真協会会員(PSJ)
写真文化の発展のため、文京区本駒込に
フォトギャラリー・アルティザンをオープンし、主幹をつとめる。
また2013年には京都・東山区に2号店もオープン。
主な著作には、
『レスリー レスリー・チャンのすべて』
『美しい日本のふるさと シリーズ』
『平家かくれ里写真紀行』
『パリスケッチ』
ほか著作多数。
内容説明
旧東海道の宿場町には、旅情豊かな日本の原風景があった。東京、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀―全行程四百九十二キロ懐かしい風景を巡る旅。
目次
東京・神奈川(品川宿;川崎宿 ほか)
静岡(三島宿;沼津宿 ほか)
愛知(二川宿;吉田宿 ほか)
三重(桑名宿;四日市宿 ほか)
滋賀(土山宿;水口宿 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
detu
32
読むと言うよりは見ると言った方が正しいかも。それでも写真を眺めながら紀行を読んでいると、東海道の一宿場町に暮らす者として江戸、明治の世に思いは馳せる。いつの日か江戸時代の旅人の思いを抱いてのんびり歩いてみたいなどと思いを。『関の山』『石部金吉』など言葉由来、他歴史にまつわる話など面白い。2017/09/20
裕由
2
綺麗な写真入りで好感が持てる本です。所々にコラムのように地区ごとの蘊蓄がちりばめられており、興味を持たせてくれる。2020/10/18
武隈
2
自分も時々旧東海道を歩いているので、掲載された写真を見て自分も眺めた古い建物や路傍の石仏などの風景を思い出しました。東海道を歩いてみると、いたるところに江戸の風情が残っていて、歴史を肌で感じます。また東海道の懐かしい街並みを訪ねに行きたくなりました。2014/07/04
KOBAYASHI
1
◎。懐かしい。また歩きに行きたくなった。2016/07/21
しゅんどーん
0
本書は、東海道の中で見つけた美しい風景を写真で切り取ったものである。約一年の間に撮影した膨大な数の写真の中から、珠玉の風景を厳選。五十三の宿場すべてを網羅し、各宿場ごとに解説文を掲載。また、各宿の名物料理や老舗を紹介し、街道沿いの集落に伝わる伝説や物語も拾い集めてある。旧東海道の旅情を感じられる一冊。2017/08/01
-
- 和書
- 有罪答弁