タラとベラ―なかよしになったゾウとイヌ

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863110465
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8798

出版社内容情報

保護区に暮らす象のタラと野良犬のベラは、ひょんなことから大の仲良しに。
アメリカのメディアでも多数紹介された、大きさも種類も違う動物の感動物語。

年老いた象のためにつくられたエレファント・サンクチュアリ。
サーカスで20年働いたタラは、この場所の住民第一号に。
タラは他の象たちとうちとけようとしませんでしたが、
のら犬のベラとはひょんなことから大の仲良しに…。
アメリカで実際にあった感動物語が写真絵本に。
翻訳は「この本はいろんなことを教えてくれる。
動物、自然、相手を思う気持ち、そして姿かたちは違っても
友達になれることを」そう語る小錦氏による意欲作。

【編集者からのコメント】
物語はとてもシンプル。なのにそこには
たくさんのメッセージがこめられています。
写真はドキュメンタリータッチであらけずり。
だけど象のタラとのら犬のベラ本人たちの写真で構成され、
本当にあったお話から生まれた本ならでは迫力を感じます。
翻訳を手がけた小錦さんは、動物界、自然界への理解が深く、
この絵本の奥深さを大好きな子どもたちにどう伝えるか、
そのためにどんな言葉を選ぶべきかに、大いに力を尽くされました。

【著者紹介】
象のマネジメントを35年以上続け、象のタラの巡業に長年同行した。
その後、仲間と一緒に「象の保護区(エレファント・サンクチュアリ)」を
アメリカ・テネシー州に設立。
著書に写真絵本『Travell with Tarra』『Just for Elephants』がある。

内容説明

象のタラとのら犬のベラはひょんなことから大の仲良しに。友だちがいれば、なんだってのりこえられる。タラとベラの本当にあった友情の物語。オッペンハイム・トイ・ポートフィリオ2009年金賞受賞作。小錦氏初の翻訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

manamuse

17
映画出演やサーカスの現役を終えたゾウのタラと、いつの間にかタラの側にいるようになった犬ベラの種を超えた友情(なのかな?)物語。怪我をして会えなくなったベラのためにお見舞いに行ったり、スタッフの手を借りて少しずつ外で遊べるようになり、奇跡的に回復してまた一緒に過ごせるようになった2匹。2024/12/04

Shoko

12
図書館。「本当にあった話」かどうかが気になるお年頃?な小2息子と。象のタラと犬のベラの本当にあった友情物語。1995年にテネシー州にできた「象の保護区」エレファント・サンクチュアリでのお話。タラは「ほごく」の第1号の象です。少しずつ仲間である象が増えてくるのですが、タラはいつまでたっても友だちをつくろうとはしませんでした。 そんなある朝、目が覚めるとタラの足元に犬のベラがねていました。 「色や形、大きさ、種類にとらわれない、本当の友情物語。」 小錦さん初の翻訳本だそう。優しさを感じる文章で素敵でした。2016/04/13

11
仲良しの象と犬の実話。ベラを心配するタラの姿に癒されます。2011/04/26

遠い日

10
サーカスの仕事を引退したゾウのタラ。アメリカ、テネシー州のゾウの保護区でゆったりとした余生を送るはずだったタラなのに、なぜかどのゾウとも仲良くなれずにひとりぼっち。そんなタラに懐いてはなれなかったのが野良犬のベラ。2匹はいつでも一緒。種を超えた仲良し。ベラの大怪我もタラの励ましと、ベラの「一緒にいたい」という気持ちが回復を早めた。こんな実話を読むと生き物に「心」は絶対にあると改めて思います。2018/01/22

退院した雨巫女。

10
象と犬いつまでも仲良く一緒にいられるといいね。小錦さんの訳でした。2010/11/20

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