私のとっておき
マレー半島―美しきプラナカンの世界

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863110021
  • NDC分類 292.39
  • Cコード C0026

内容説明

パステルカラーのタイルや陶器、精巧で豪華なビーズ刺繍と衣装、そして奇蹟のようなニョニャ料理…。マレーシアの魅惑の古都マラッカ、瀟洒なコロニアル・タウンが楽しいペナン、隠れた魅力満載のシンガポールに、「プラナカン」と呼ばれる人々がいる。マレー半島が生んだセレブリティ「プラナカン」の絢爛豪華な知られざる世界を紹介。充実の現地ショップ情報・参考文献も「イエロー・ページ」に併載。

目次

第1章 プラナカンの世界―エッセンス・オブ・プラナカン
第2章 プラナカンの街を歩く・マラッカ―すべてはここから始まった、セレブリティを生んだ魅惑の古都
第3章 プラナカンの街を歩く・ペナン―瀟洒な洋館が建ち並ぶ海風のコロニアル・シティー
第4章 プラナカンの街を歩く・シンガポール―現代都市に息づく華麗なるプラナカン・ワールド
第5章 プラナカン勉強帖
第6章 付録

著者等紹介

イワサキチエ[イワサキチエ]
慶應義塾大学文学部にて美学美術史学を専攻。卒業後、ニューヨーク/シンガポールに11年間滞在、フード・ライターとして活動。エアラインの機内誌や旅行ガイド、雑誌等に執筆。現在は東京に在住。シンガポール・プラナカン協会会員

丹保美紀[タンポミキ]
上智大学ロシア語学科卒業後、出版社編集部勤務を経てフリーに。モスクワ留学後、’94年よりシンガポールに在住。日本の出版社を中心に、ライター、コーディネイター業に携わる。シンガポール・プラナカン協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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野のこ

28
少し光沢のある装丁が素敵。植物の美しい木彫りの扉やタンス、きらめくようなビーズ刺繍。ココナッツの甘い香りのお菓子、中でも「コリアンダーやシナモン、胡椒などで味付けした豚肉に冬瓜の砂糖漬けなどを加えた絶妙な甘辛さ、香り高いパンダンリーフで包んだ粽」何度も唱えたくなるほど気になる味!あと生姜のつぽみの花は食べれるみたい!ピンクで睡蓮の蕾のよう。えもいわれぬ芳香を放つ。また結婚式の準備の儀式で「一日中玉ねぎとにんにくの皮を剥く日」があるのは戸惑う。極彩色の縁起物を飾った新婚夫婦のベッド。ちょっと寝てみたい(笑)2017/10/31

さっちゃん

17
華やかな刺繍の民俗衣装や色鮮やかな調度品。その艶やかさにうっとりとする。本当にこんな優美な服を着て生活していたなんて、彼等の財力とセンスに脱帽である。いくつかの国がミックスされたせいで、独特なコロニアルの文化が出来上がった。プラナカンという言葉もはじめて聞いたのだが歴史の狭間で立ち昇った蜃気楼のように姿を消してしまいつつあるのが残念。2016/11/09

こんぶ

4
マラッカに行くので予習のため。まず、プラナカンという言葉を始めて知った。ババ・ニョニャ、プラナカン文化は素敵だ。マラッカへの渡航がとても楽しみになった。本書の内容については、もうちょっとプラナカンの歴史について知りたかったかも。2018/03/11

あじさい

2
光沢のある表紙の質感と数々の写真の美しさにうっとり。プラナカン…彼らが身にまとうのはゴージャスでありながら女性好みのパステルカラーを取り入れたファッション。渡来ものの家具に囲まれ、豚肉や味噌を使ったマレー風ながら西欧の料理法も取り入れた家庭料理。西欧風の生活を謳歌していたかのように見えるプラナカンだけど、実は、遠く中国を離れながらそのしきたりや文化も守り続ける姿がある…自分達にとって美しいものや大切なものがわかっていてそれを保持し続ける、そういう文化って好きだなあ。2017/05/23

きき

2
2015.11.03 マレーシア・シンガポールを中心に発展したプラナカン文化の入門書。荘厳な寺院を照らすヨーロッパ風シャンデリアはミスマッチのようで超ハイセンス。カラフルなビーズの化粧箱に心奪われてしまった、可愛いは世界共通。2015/11/03

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