親鸞に秘められた古寺・生涯の謎―宗祖聖人と辿る旧跡と浄土真宗

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親鸞に秘められた古寺・生涯の謎―宗祖聖人と辿る旧跡と浄土真宗

  • 山折 哲雄【編】
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  • サイズ B40判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863102606
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0026

出版社内容情報

◎令和5年は親鸞生誕850年、令和6年は浄土真宗開宗800年!

 その劇的な生涯とともにゆかりの古寺20を探訪。
法界寺、延暦寺、頂法寺、五智国分寺、専修寺……六角夢想、吉水入室、承元の法難を経て鎌倉仏教の新境地を開いた「非僧非俗」の生涯を、ゆかりの古寺20から探訪する。
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9歳で出家した親鸞は、
20年もの間、比叡山で厳しい修行を積む。
その後、下山し、法然をたずね、
「どのような人であれ念仏ひとつで救われる」
という本願念仏の教えに出合うことになる。
あらゆる人びとに救いの道を開いたこの教えによって、
多くの念仏者が生まれたが、
既存仏教からの反感をかうことになる。
越後へ流罪となったのち、親鸞は関東に移り、
20年間、懸命に生きる人びとと共に暮らし、
すべての人が同じく等しく救われていく道として、
念仏の教えを伝えるようになる。
そのような親鸞の劇的な生涯を、
ゆかりの古寺・史蹟の紹介をまじえながら写真とともにたどり、
その偉大な軌跡を探る。

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「はじめに」より――
法然によってはじめられた念仏運動は、旧仏教側からの非難攻撃によって弾圧され、法然は土佐へ、親鸞は越後に流された。承元の法難(1207年)である。
親鸞の流浪の旅がはじまる。わずかな妻子をともない、みずから「破戒僧」として僧にあらず俗にあらず、の生活を選びとり、新たな伝道の地に移住する。「七高僧」という名の「賢人」たちの森の茂みから脱出し、大衆歌謡の「和讃」の海へと泳ぎ出ていった。
世はすでにたび重なる戦乱と災害によって動揺と疲弊の中にあった。『平家物語』や『方丈記』に描かれる地獄図絵そのままの姿に変わりはてている。その末法の真っ只中で親鸞は90歳の高齢期にさしかかっていた。
(中略)
令和5年は親鸞生誕850年にあたると同時に、令和6年は浄土真宗開宗800年を迎えるのだという。それに合わせて数々の法要や特別展示の催しも用意されている。当時としては90歳という超高齢を生き抜いた親鸞聖人の人生をあらためて見直し、そこから何を学ぶか絶好の機会となるにちがいない。
また苛酷なコロナ禍をはじめ、気候変動による連年の災言に際会し、親鸞の思想から何を引き出し、何を指針として生きていったらよいのか、あらためて再考するときがきていると思う。

内容説明

法界寺、延暦寺、頂法寺、五智国分寺、専修寺…六角夢想、吉水入室、承元の法難を経て鎌倉仏教の新境地を開いた「非僧非俗」の生涯を、御誕生850年、浄土真宗開宗800年を機にゆかりの古寺20から探訪する。

目次

第1章 親鸞の生涯1 生誕から六角堂夢告まで(生誕―藤原氏の末裔として生まれる;出家―比叡山に入って官僧となる ほか)
第2章 親鸞の生涯2 結婚と流罪の謎(法然と専修念仏―親鸞が帰依した革新的な浄土信仰;吉水時代の親鸞―法然のもとで専修念仏を学ぶ ほか)
第3章 親鸞の生涯3 東国布教・京都帰還、そして往生へ(越後配流時代―流刑地で新境地を開く;関東布教の開始―非僧非俗の道を進む ほか)
第4章 親鸞ゆかりの古寺(本願寺―親鸞の廟所をルーツとする真宗本山;京都―古都に点在する親鸞の残影 ほか)

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
宗教学者・評論家。1931年、米国サンフランシスコ生まれ。東北大印度哲学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在は国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学の各名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。