目次
プロローグ 昔と今の恐竜常識
講義1時限目 恐竜発見!
講義2時限目 恐竜が生きた時代
講義3時限目 そのそも恐竜って、どんな生き物?
講義4時限目 素朴な疑問
講義5時限目 だから恐竜は面白い!
著者等紹介
真鍋真[マナベマコト]
1959年東京都生まれ。国立科学博物館標本資料センター・分子生物多様性研究資料センターセンター長。PhD
山田五郎[ヤマダゴロウ]
1958年東京都生まれ。編集者・評論家。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。「Hot‐Dog PRESS」編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダミアン4号
69
知らんかったぁ“パキケファロサウルス”って頭突きしてなかったの?本当にやったら首の骨が折れちゃうの??子供の頃、図鑑のイラストを見ては想像を膨らませた“恐竜”のあれこれが研究の進む(新しい化石の発見など)うち「ちと待て、それどうやら違ってたみたい!?」(笑)いつの間にか呼称がなくなった“ブロントザウルス”(今は“ディプロドクス”という名称に統一)の復活!とか鳥は恐竜の末裔なのか?とか50を過ぎたオッサン二人が(恐らく)目を輝かして語り合う!(んでもってそれを胸ワクワクさせてる読んでる同世代のオヤジ(爆))2018/11/30
さつき
61
息子が恐竜好きなので、一緒に図鑑や絵本を読むことが多いです。私自身は「恐竜少女」ではなかったし、基本的なことも知らないので、この本に出会えてよかったです。恐竜研究の歴史が簡単に分かりやすく語られていますが、対談形式であるおかげで本当に読みやすかったです。欄外の恐竜イラストと説明も見やすいです。2019/07/29
おさむ
32
本著によれば、恐竜研究はわずか200年弱の歴史しかなく、どんどん新たな発見がなされて、過去の説がひっくり返っているという。日本人は昔から恐竜好きで、私も御多分に洩れず恐竜少年でした。ウルトラマンシリーズやゴジラなど怪獣のテレビ番組が多かった事も影響しているんだと思います。当時はブラキオサウルスは大型だから水中で生活していると習いましたが、間違いで実は陸上で生活していた、とか学説は日進月歩で変わっているそうです。だから、「恐竜図鑑を買うときは最新版を買うこと」が大事なんだとか笑。2018/11/10
ta_chanko
25
恐竜の研究はまだ始まったばかり。新たな発見があれば、分類や常識も覆される。羽毛や子育ては鳥の特徴と思われていたが、そういう特徴をもった恐竜の一部が鳥に進化したと考えるほうが自然。恐竜は爬虫類の一部が二足歩行に進化し、恒温動物になったもの。爬虫類とは股関節のつき方が違う。巨大化したのは、肉食から草食になった恐竜の腸が長くなった結果。どこからが鳥で、どこまでが恐竜かも明確に区切ることはできない。生物の進化=適応は驚くほど多様性に富んでいる。これからも恐竜研究の発展に期待したい。2022/10/13
はなすけ
25
チコちゃんで「恐竜はいる!」を見て興味がわいて読んでみた。鳥類が爬虫類から進化した、ティラノサウルスに羽毛があった、研究が進むにつれ以前と形状が違ってきちゃった、などなど面白い。恐竜の出現した三畳紀…約2億5100万年前。その後、その後一億五千万年以上かけて進化、淘汰され続けたんだなあ。想像すらできない時間。人間の一生なんてそれに比べたら瞬きですらないよなあーとため息が出た。2019/09/19