評伝 森恪―日中対立の焦点

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863101753
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

“東洋のセシル・ローズ”と称された、政治家・実業家の森恪。「東方会議」を主宰し、「満洲国」の建国を支えた森は、中国を舞台に、また政界の闇中に何を見聞きし、何を行ったのか?その知られざる生涯に迫る。

目次

はじめに 森恪とその時代
第1章 反骨の野生児
第2章 満州を買う男
第3章 政界の荒野を往く
第4章 東方会議
第5章 謀将暗躍
第6章 政軍結合ならず
第7章 最期の政戦
むすびに 森恪は生きている

著者等紹介

小山俊樹[コヤマトシキ]
帝京大学文学部史学科准教授。1976年広島県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。立命館大学文学部講師等を経て現職。専門は、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

16
山浦貫一編『東亜新体制の先駆森恪』の記述を尊重しつつ、最新の研究成果を盛り込んだ森恪の評伝。豪胆だが細心、機略と謀略を好む在りし日の姿が描き出されている。森の政治手法で代表的なのは「東方会議」「対満委員会」の活用だろう。前者が外交政策の転換アピールが主だったのに対して後者は軍と文官が情報共有した上で政策に落とし込み満州国を既成事実化へと導いた点は興味深い。著者が指摘するように政治主導による軍のコントロールと考えてよいだろう。政軍結合はならず、これを防いだのは宮中というのは皮肉といって良いのかもしれない。2020/12/18

katashin86

1
中公新書「五・一五事件」が好評の小山先生が書いた森恪の評伝。原敬死後の混迷した政友会の象徴にして、政党政治を軍部に売り渡したトンデモ野郎というイメージを持っていた森恪について、大いに認識を改める一冊。 三井物産時代の中国での破天荒な活動、吉田茂と政治的立場を同じくしていたこと、政友会政権内で会議を主宰し官僚・軍部を統合した政策決定をしようとしたこと。大臣にもならなかった一人の戦前政党政治家の功罪を通じて、戦前政党政治、ひいては明治憲法体制の限界を知ることができた。2021/10/09

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