内容説明
台湾をめぐる軍事対立の実態は？海に躍り出た中国の戦略の意味は？宇宙を舞台にした軍拡レースの行方は？アメリカの「オセアニア防衛戦略」とは？米中冷戦時代を迎え、日本の覚悟がいま試される。
目次
第１章 米中対決の現場
第２章 米中軍事対立の足跡
第３章 海に躍り出た中国
第４章 身構えるアメリカ
第５章 価値観の衝突
第６章 ユーラシア同盟の悪夢
第７章 試される日本の覚悟
著者等紹介
斎藤彰［サイトウアキラ］
１９６６年早稲田大学第一政経学部卒業、６８年米カリフォルニア州立大学バークレー校大学院修士課程修了、７０年読売新聞東京本社入社。外報部、社会部をへて７６～８１年、８５～８９年の二度にわたりワシントン常駐特派員、９２～９６年までアメリカ総局長。この間、カーター大統領、レーガン大統領、クリントン大統領の世界各国歴訪に同行。その後は東京本社国際部長、編集局総務、執行役員中部支社長、東京本社取締役調査研究本部長、読売日本交響楽団理事長などを歴任。現在、神田外語グループ参与、ジャーナリスト（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くりりんワイン漬け
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米中関係、ロ中関係だけでなく米中関係に関連するアジア諸国等の問題を、あらゆる項目（Cyber War, Space Affair, 南シナ、台湾等）の切り口でとても分かりやすくまとめた本。 日中関係は当然大きな絵の本の一部であるが、米中関係について取り上げた本書を読むことで中国の戦略と課題をあらためて認識しなおす良い機会です。 新聞では全く見えない面が見えてきます。 新聞では掘り下げても過去の流れをまとめきれていない。極めて近視眼的な視点でしか記載されていないのが日本の新聞の現状。 2013/06/02
