目次
第1章 歴史の彼方の高み―バベルの塔
第2章 祝福される都市の花―エッフェル塔
第3章 塔の国、日本
第4章 内藤多仲と塔の発見
第5章 東京タワーの時代
第6章 巨塔“東京スカイツリー”
著者等紹介
林章[ハヤシアキラ]
1945年広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業。大手建設会社においてPR誌編集長、建設歴史館館長、建築文化ギャラリーのディレクターなどを歴任し、退職後現在フリーで都市文化・建設文化について評論・著述をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハイパー毛玉クリエイター⊿
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本書では日本の塔、外国の塔、古い塔に現代の塔、なんでも扱ってしまうという塔マニアのための一冊。タワーと一口に言っても個人的には好むものと好まざるものとがあり、一緒くたには決してできないが、どんなものであれ旅先でランドマークタワーがあるとなんとなく嬉しい。古今東西ひたすらに高い塔を築き続けてきた人類…。ホント謎。2015/03/01
yuko-k
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ドヤ顔でそびえ立つ姿が愛おしい塔!中身の殆どの%を利用する高層ビルと違い、塔は高さを出し支える土台の役割をする部分が大半を占めます。むしろ高いことだけに意味があったり。「塔とは何か」人が塔に入れ込んできた思いと確実な技術の進歩を工法に至るまでかなり細かく分析しています。シンボルでありプライドの象徴でもある塔。低い雲間に見え隠れする東京スカイツリーは、正に古代の人が夢に描いたバベルの塔ですね!2012/06/30