内容説明
EU加盟国の財政不安は欧州を越えて拡大の兆しを見せている。このまま世界は沈んでいくだけなのか?だが、底知れぬ潜在力を秘めた超大国アメリカは、やがてこの危機を乗り越えるだろう。アメリカの真のパワーを総点検し、危機脱出の道筋を示唆する待望の書。
目次
第1章 「成熟期」への助走
第2章 増え続ける人口
第3章 軍事力と愛国心
第4章 ソフト・パワーの源泉
第5章 眠れる資源大国
第6章 差別の克服
第7章 問われる優勝劣敗社会
第8章 カムバックの処方箋
第9章 日本の選択
著者等紹介
斎藤彰[サイトウアキラ]
1966年早稲田大学第一政経学部卒業、68年米カリフォルニア州立大学バークレー校大学院修士課程修了、70年読売新聞東京本社入社。外報部、社会部をへて76~81年、85~89年の二度にわたりワシントン常駐特派員、92~96年までアメリカ総局長。この間、カーター大統領、レーガン大統領、クリントン大統領の世界各国歴訪に同行。その後は東京本社国際部長、編集局総務、執行役員中部支社長、東京本社取締役調査研究本部長、読売日本交響楽団理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
n-mochizuki
0
アメリカはカムバックする、まさにそう思いますねー。アメリカの強味についてさまざまな視点から分析してますが、何より大きいのは人的資源でしょう。何より若い上に人種を問わず増え続ける人口、これだけミックスされれば自由な発想の優秀な人材が湯水のように今後も出てくるでしょう。われわれ日本人は身近すぎる故に忘れがちですが、アメリカの力は今も絶大であることに変わりはありません。2012/07/24
メルセ・ひすい
0
15 とりあ EU加盟国の財政不安は、欧州を越えて拡大の兆しを見せている。このまま世界は沈んでいくのか。だがアメリカはやがてこの危機を乗り越えるだろう。アメリカの真の力を総点検し、危機脱出の道筋を示唆する待望の書。2012/03/29