内容説明
満洲国滅亡、共産党の学界支配、左翼学生運動との対峙…日本現代史に残る数々の出来事の生き証人が、その波乱万丈の人生を回顧する。
目次
満洲の奉天で迎えた終戦
ソ連軍入城―戸を叩く音がして地獄が始まった
悲惨な日本人難民
満洲の日本人―ユン・チアン『ワイルド・スワン』の嘘
略奪国家=ソ連
満洲引き揚げ
共産主義幻想をもたらした米軍の情報統制―検閲と東京裁判
九州大学入学―共産党活動と脱党
大山遭難―「生き延びる可能性は四分くらいだろう」
東北の吾妻山―大阪市立大学ワンゲル部の学生を看取った衝撃〔ほか〕
著者等紹介
金子甫[カネコハジメ]
昭和7年東京市(現在、東京都)に生まれる。満洲の奉天市(現在、中国の瀋陽市)で少年時代を過ごし、終戦の翌年、昭和21年10月に引き揚げ(博多港上陸)。昭和31年九州大学経済学部卒業。昭和37年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。著書に、『毛沢東思想の全体像―本質と歴史・井崗山から核大国へ』(東洋出版、平成23年、国際言語文化振興財団より国際理解促進図書優秀賞を受賞)。職歴:桃山学院大学経済学部教授、龍谷大学経済学部教授。平成13年龍谷大学定年退職。現在、龍谷大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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