電力政策再考―エネルギーの市場自由化・環境問題の解決・供給保障の整合性確保のために

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863060913
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C3054

内容説明

発送電分離や市場自由化で電気料金は下がるのか?脱原発と再生可能エネルギーの普及で、今後の日本社会を維持していくことは可能か?3.11以降、情緒的で思考停止状態に陥った日本の電力政策に対し、欧米の電力事業の実情を最新のデータを元に検証しながら、今後、日本が進むべきエネルギー政策の道を考える最新の書。

目次

第1章 電力自由化
第2章 地球温暖化防止
第3章 エネルギー・セキュリティ
第4章 3つの目標の整合性確保
第5章 環境変化が経営戦略に及ぼす影響
第6章 電気事業の海外展開
第7章 新しい電気料金制度のあり方
第8章 最近における原子力発電開発の動向と政府の役割

著者等紹介

矢島正之[ヤジママサユキ]
国際基督教大学大学院行政学研究科卒。博士(行政学)。1970年、(財)電力中央研究所入所、理事待遇、首席研究員を経て2009年より研究顧問。2010~2011年度、学習院大学経済学部経済学科特別客員教授。2012年度、慶応義塾大学大学院商学研究科特別招聘教授。公益事業学会理事、国際公共経済学会理事。専門分野は公益事業論、電気事業経営論。1995年にエネルギーフォーラム賞優秀作、1999年に公益事業学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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飯田健雄

21
エネルギーの市場自由化が、あんがい考えられている以上に難しいことを知った。自由化は供給保障もあり、再生エネルギーも火力発電のバックアップが存在して成り立つことも知った。エネルギー・ミックスは難しいですね。老朽原発の稼働継続も、採算性、エネルギー・セキュリティを考えてのことか、しかし、大地震がおこれば、砂上の楼閣の戦略(想定外だったという官僚の言葉)になってしまう。2016/07/04

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