内容説明
日台、そして日中の関係は如何にあるべきか。アジア外交専門家の怜悧な分析と展望。停滞する日本外交へ警告の書。
目次
序章 新総統の誕生
第1章 台湾は日本と疎遠になるか
第2章 変貌する台湾社会
第3章 陳水扁政権から馬英九政権へ
第4章 中台間の対立と協調
第5章 「外交休戦」と「一国二制度」
第6章 台湾海峡の現状維持
第7章 日台関係の動態
第8章 日本にとっての台湾の意味
著者等紹介
池田維[イケダタダシ]
兵庫県に生まれる。1962年(昭和37年)、東京大学法学部卒業と同時に外務省入省。アジア局中国課長、在米国大使館参事官、ハーバード大学客員研究員、在カナダ大使館公使、情報調査局審議官、在タイ大使館公使(兼カンボジア臨時代理大使)、アジア局長、官房長を歴任。1996年(平成8年)に駐オランダ大使、その後、駐ブラジル大使を務めた後、2004年に外務省退官。2005年、(財)交流協会台北事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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