内容説明
インパール作戦、白骨街道、捕虜収容所…。人間としての尊厳と日本人としての誇りを守り続けて六十二年。あなたは、この人たちの声を、どのように聞きますか?名作『ビルマの竪琴』の水島上等兵のように、「あの戦争」の舞台で、新しい人生を育んできた男たちの苦闘をさぐる。
目次
プロローグ 第二次世界大戦博物館
第1章 帰らなかった三人の日本兵
第2章 ひとりぼっちの菊兵隊
第3章 ウラペと呼ばれた男
第4章 日本兵の遺品
第5章 日本人の血
著者等紹介
将口泰浩[ショウグチヤスヒロ]
1963年(昭和38年)、福岡県生まれ。89年産経新聞入社。新潟支局、編集局整理部、社会部などを経て、現在、経済本部次長。05年7月から06年2月まで、タイのチュラロンコン大学に留学した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かいゆう
24
ちょうど知りたいと思っていたビルマ。インパール作戦が失敗しタイへと逃げ惑う中、自ら“日本へは帰らない”と決めた日本兵たち。なぜ帰らなかったのか、理由はそれぞれだが、“戦争へ行く”という事が若者に与えた影響の大きさを改めて感じました。中でも「わしが掘らんと、誰が掘る」と日本兵の遺骨を掘り続け、自宅前の慰霊碑に800体もの遺骨を納めた藤田さんが強く心に残りました。日本兵を温かく迎えていたタイの方の優しさも印象的でした。2016/08/21
nota
2
未帰還兵というと、日本の敗戦後に現地の独立のために残留して戦った人たち、という印象を持っていた。 が、ここに紹介されているのはむしろ日本に捨てられた、捨て置かれた−ことがきっかけになっているもと兵士の人たちの姿である。 今までに語られた太平洋戦争/大東亜戦争 の意義や意味とはまったく違った、しかもある意味において現在進行形の戦争の現実の姿を見せられた思いだ。2019/09/05
ヘタ
2
タイに滞在する日本人を対象としたルポ。あの戦争のあと、日本に帰らずにタイに滞在することを選んだ方々に取材している。本書中では、遺骨収集、残留者捜索が日本政府ではなく、在泰日本人、日本の宗教団体主体で行われている。先の戦争で貢献をしてくださった方々へ感謝を表明する方法は、靖国神社にいくことだけじゃない。いろいろなチャネル・方法を通して、「国民は使い捨てではない」、「感謝している」という強烈なメッセージを、政府には是非発してもらいたい。遅いか...2014/08/02
冴人
1
自主的に現地に残った兵士たち2008/05/31
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