他科に誇れる精神科看護の専門技術 メンタルステータスイグザミネーション〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862940582
  • NDC分類 492.937
  • Cコード C3047

出版社内容情報

精神科看護師は「患者の精神に何が起きているのか」について,他科の看護師と同様に,客観的データを得て,そのデータに基づき,専門知識を使いこなして推論し,適切な臨床判断をしながら,日々の業務を遂行していかなければなりません。それを行うための技術がメンタルステータスイグザミネーション(Mental Status Examination:MSE)なのです。MSEは,他科の看護師が臨床経験の初期に習得するフィジカルイグザミネーション,フィジカルアセスメントに相当する,精神科のもっとも基礎的・基本的な技術ですが,非常に高い専門性が求められる技術です(『はじめに』より)。

内容説明

他科のナースが解剖生理学や病態生理学の知識に基づいて、臨床経験の基礎として習得する技術フィジカルイグザミネーション。その精神科版がメンタルステータスイグザミネーションです。精神科看護領域の超難解な知識をやさしくていねいに整理した、わが国初の現場の教科書です。Vol.2とあわせてご活用ください!

目次

序章 精神科看護の組み立て方(MSE概論;MSEの方法 ほか)
1章 精神医学的病歴―患者の人物像を理解する視点(精神医学的病歴の概論)
2章 精神症状―患者の症状・徴候を理解する視点(精神症状の概論;外観と外観の異常 ほか)
3章 心理的反応―患者の心理を理解する視点(心理的反応の概論;欲求 ほか)

著者等紹介

武藤教志[ムトウタカシ]
岐阜県揖斐郡生まれ。岐阜県立岐阜商業高等学校(県岐阜商)卒業。日本大学文理学部で哲学を専攻、大阪府立大学大学院看護学研究科博士前期課程修了(看護学修士)。2008年に日本看護協会から精神看護専門看護師の認定を受ける。公益社団法人岐阜病院と社会医療法人北斗会さわ病院で精神疾患看護を専門としたのち、2014年4月より宝塚市立病院でリエゾンナースとして勤務。身体科領域の患者に対する精神看護の提供と看護師のメンタルヘルス支援に従事している。統合失調症、感情障害、パーソナリティ障害、認知症、せん妄まで幅広い実務経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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