蛇のファッション考

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862920201
  • NDC分類 704
  • Cコード C0090

内容説明

「蛇」には不思議な魔力がある。本物の「蛇」はどこか不気味で、苦手とする人が多い。にもかかわらず蛇は人間の文化に深く関わってきた。高度な科学を享受するようになっても、人間は蛇を拝み、畏敬の念を抱き続け、一方ファッションに取り入れ、可愛いアイテムとして仲良くしようとしている。いったい蛇以外にこれほどの想像力を与えてくれた生物がいただろうか。本書は、多様に描かれてきた「蛇」について、特に「ファッション」を一つのキーワードとして考えた、異色の文化論である。

目次

第1章 エロティックな蛇
第2章 ユーモラスな蛇
第3章 グロテスクな蛇
第4章 ファッショナブルな蛇
第5章 幸運をもたらす蛇
第6章 インテリジェントな蛇

著者等紹介

堀江珠喜[ホリエタマキ]
1954年兵庫県西宮市生。神戸女学院大学文学部、同大学院修士課程で英米文学を専攻。1982年神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)修了。学術博士。現在大阪府立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐだぐだ

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不老・知恵・狡猾・恵み・妖艶などなど。古今東西の勝手な蛇像を網羅!ここまで人の想像をかきたてる、この素材がどのように用いられているか、で物事を洞察するための材料にできそう。2017/12/04

かみのけモツレク

0
手当たり次第に言及している印象。話もコロコロ変わるし「私の叔父もそうだった」とか言い出した時点で読むのをやめた2014/01/08

未完AAA

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蛇がいかに文化的な動物かをいくつかの観点から語る本。ファッション考と言うだけあって古典や文学作品などに多く言及し、教養高い感じ。結論ありきな気もするが読みやすい。2012/10/23

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