芸のこと技のこと―江口隆哉対談集

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  • サイズ A5判/ページ数 452p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862920195
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

昭和の時代に燦然と輝いた各界の先達30人と、現代舞踊の先駆者、江口隆哉が語り合った珠玉の芸談アーカイブ。

目次

対談(落語家・林家正蔵(八代目)―素人と玄人の差は「間」ですね
日本画家・伊東深水―物事は完璧じゃあいけない
地唄舞・武原はん―日頃の自分の心の在り方が舞台に出てくる
オペラ歌手・藤原義江―自分の節を持っていない音楽家は駄目だ
箏曲・中能島欣一―芸の年輪を感じさせないのが本物じゃないか
歌手・淡谷のり子―歌に基本がないと観客を感動させることは出来ません
版画家・棟方志功―版画というのは他力の世界です ほか)
併録(江口隆哉の芸論―芸というもの技術というもの;対論・江口隆哉×猪飼道夫(体育生理学))

著者等紹介

江口隆哉[エグチタカヤ]
1900~1977。青森県出身。昭和6年(1931年)12月門司港より海路、陸路45日間の旅を経て、ドイツに渡りマリイ・ウィグマン舞踊学校に入学。先進的ドイツ流のモダンダンス=ノイエタンツを学ぶ。在学中にベルリン・バッハザールにて舞踊公演を開催し「手術室」「タンゴ」他を発表、高い評価を得る。帰朝後、江口・宮舞踊研究所を設立し、新しい文化、芸術を創造する「新興舞踊」を提唱し洋舞界に新風をもたらす

金井芙三枝[カナイフミエ]
現代舞踊協会常務理事、日本女子体育大学名誉教授。1968年~2001年金井芙三枝舞踊団主宰、代表作「砂の女」「嵐が丘」「樹魂」。2003年旭日小綬章受章

今井重幸[イマイシゲユキ]
作曲家、舞台演出家。現代舞台芸術協会理事長、日本フラメンコ協会理事。「完本・管弦楽法」編集・制作委員長。ジャンル名「舞踊」の命名者

坂本秀子[サカモトヒデコ]
舞踊家。金井芙三枝に師事。全国舞踊コンクール第1位、文部大臣賞。現代舞踊協会奨励賞。坂本秀子舞踊団主宰。日本女子体育大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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