内容説明
ドゥンス・スコトゥス(1265‐1308)の「存在の一義性」について、難解とされるテキストの忠実な翻訳と段落ごとに初学者向けの懇切な解説を付した画期的業績である。
目次
第1巻第3区分 第1部 神の認識可能性―第一問題から第四問題(第一問題―神は認識されるか;第二問題―神は最初に認識されるか;第一問題についてのガンのヘンリクスの見解;第二問題についてのガンのヘンリクスの見解;第一問題へのスコトゥスの回答 ほか)
第1巻第8区分 第1部 神の単純性―第一問題から第三問題(第一問題―神の単純性;第二問題―被造物のうちに単純なものはあるか;第三問題―神は類の内にあるか;(異論)第二の極端な見解―神は類のうちにある)
著者等紹介
八木雄二[ヤギユウジ]
1952年東京生まれ。慶応義塾大学大学院哲学専攻博士課程修了。91年文学博士。専門は西欧中世哲学、とくにドゥンス・スコトゥス。1978年より東京港野鳥公園でボランティア活動。現在、「東京キリスト教神学研究会」所長、「東京港グリーンボランティア」代表理事、「ストップ・フロン全国連絡会」代表理事、清泉女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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