内容説明
トマスの霊性に関する主要なテーマである、神の存在証明と神認識、創造と三位一体、神の像、神化の思想、キリスト論、聖霊論、創造の形而上学、人間論、習慣論、社会論、教会論、良心論、愛による対神徳の理論等について、専門的な議論は避けつつ高い内容を解説し、更にトマスの膨大なテキストを紹介した入門書。
目次
神学と霊性
第1部 三位一体の霊性(すべてを超えるもの;神と世界;像と至福;道、真理、生命;長子の像にかたどって;聖霊について;教会の心;内なる教師)
第2部 神を前にして世界の中で生きる人間(トマスの創造論;トマスの人間論;友人とともに生きる;世界で最も高貴なもの;神への道;結論―中心思想と典拠)
著者等紹介
保井亮人[ヤスイアキヒト]
1982年香川県に生まれる。2005年同志社大学文学部文化学科哲学及び倫理学専攻卒業。2007年同大学院修士課程修了。2013年同大学院博士課程修了。博士(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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