出版社内容情報
「関西公共経済学研究会20周年記念講演会」での関東在住の著名な研究者6名の報告。今後、この分野に関わる研究者および研究者を志す者にとって、貴重な研究バイブルとなる一書。
目次
第1部 財政学・公共経済学における政府機能と政策評価(過去二〇年の公共経済学・財政学の研究について(井堀利宏)
厚生経済学と政策評価(岩本康志))
第2部 公共経済学の実証・理論研究(地方財政に関する近年の実証分析について(林正義)
公共経済理論―日本人研究者の研究動向とこれから(小川光))
第3部 日本の財政(歳出・歳入)の在り方(日本の財政政策の来し方行く末(土居丈朗)
税制のイノベーション(佐藤主光))
著者等紹介
赤井伸郎[アカイノブオ]
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。1994年大阪大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(経済学)。日本財政学会常任代表理事。関西公共経済学研究会世話人。税制調査会委員。主要業績:赤井伸郎(2006)『行政組織とガバナンスの経済学』有斐閣(単著)第48回(2007年度)エコノミスト賞受賞(毎日新聞社)
上村敏之[ウエムラトシユキ]
関西学院大学経済学部教授。1999年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(経済学)。日本財政学会理事、現常任理事。関西公共経済学研究会世話人。財政制度等審議会財政制度分科会臨時委員
亀田啓悟[カメダケイゴ]
関西学院大学総合政策学部教授。1998年慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程中途退学。博士(経済学)。日本財政学会理事、前常任理事。関西公共経済学研究会世話人。財務省:国の債務管理に関する研究会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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