出版社内容情報
アメリカにおける協働ガバナンス研究の最新の知見をベースとして、協働プロセス全体に関する理論的枠組みと協働アクター間の対等な関係性の規定要因に関する理論的枠組みを大きく発展。
目次
第1章 目的と背景(目的;特徴と意義;既往研究の概括と概念整理;本書の全体像)
第2章 協働ガバナンス全体的なモデルの発展(既存研究における理論的モデル;システマチック・レビュー(第3段階の文献117本)
新・協働ガバナンスモデル)
第3章 「力/資源/知識の非対称」の均衡に関するモデルの発展(理論的モデル;研究・調査方法;統計的検証;理想的モデル(最終版))
第4章 まとめ
Appendix システマチック・レビューによる質的統合の結果(詳細・一覧)
著者等紹介
小川大和[オガワヤマト]
現在、総務省からの派遣により、関西学院大学法学部で教授を務めている。講義・研究テーマは、公共政策、地域政策、協働、農業・農村経営など。博士学位論文のタイトルは、「『協働』研究領域における『対等性』、『プロセス』、『協働性評価』へのアプローチ:アメリカのモデルをベースとしたホリスティックな視点から」。早稲田大学で博士号(社会科学)、ミシガン大学で修士号(行政管理学(MPA))を取得。スタンフォード大学大学院(東アジア研究、2009‐10年)に所属。現在、神戸大学農学研究科で2つ目の博士号取得を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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