出版社内容情報
戦前の大阪・道頓堀に社交界の花形として美人座という名前のカフェが存在していた。昭和期の世相を語る時に無視できないカフェという文化装置を、東アジア世界という文脈において考察。
目次
第1章 “美人座”物語―大阪カフェ文化の誕生
第2章 女給が輝いていた昭和
第3章 昭和の台湾(1)―洋装とファッション
第4章 昭和の台湾(2)―近代化と植民地、消費文化と歓楽街の生成
第5章 満洲の歓楽街―エロスと規律権力
第6章 植民地と近代―朝鮮一九三〇年代
著者等紹介
山路勝彦[ヤマジカツヒコ]
1942年生まれ。東京都立大学大学院博士課程(社会人類学専攻)修了。社会学博士(関西学院大学)。関西学院大学教授を経て、名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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