出版社内容情報
これまで「要件事実論」として議論されてきた内容が、請求権規範の分析であることを明確にし、その原則・例外構造、事実審理の基本公式、主張立証責任の分配は何で決まるかなどの疑問に答える。
目次
第1篇 紛争解決(紛争解決と民事訴訟;我が国の紛争解決の歴史)
第2篇 請求権規範総論(法規範の意義と成立;法的三段論法;原則・例外構造;請求権規範(給付訴訟と債務名義)
法的三段論法と民事訴訟の構造(処分権主義と弁論主義)
請求権規範と原則・例外構造
主張立証責任の分配
事実認定の判断構造)
第3篇 請求権規範各論(請求権規範の分類;防御型訴訟;防御型請求権;権利実現型請求権;登記請求権(防御型請求権・権利実現型請求権)
調整型請求権)
著者等紹介
吉川愼一[ヨシカワシンイチ]
1955年生。2021年関西学院大学司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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