目次
序論 NATO拡大と中・東欧
第1章 中・東欧のNATO加盟
第2章 米欧関係と中・東欧
第3章 中・東欧の民主的な政軍関係
第4章 NATO三次元レーダー基地問題
第5章 国際任務と平和構築
結論 NATO拡大と中・東欧の平和と民主主義
著者等紹介
荻野晃[オギノアキラ]
1966年兵庫県生まれ。1990年関西学院大学法学部政治学科卒業。2000年関西学院大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程後期課程単位取得退学。2004年博士(法学)取得。現在、長崎県立大学シーボルト校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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冷戦終結後のNATOが旧ソ連を取り込みつつ拡大していく中での、中・東欧諸国の外交・安全保障政策と軍隊関係を考察する著書。バルカン半島紛争へのNATO加盟国の参戦、その後の復興支援や民主主義改革の中でのハンガリーの果たした役割(ハンガリーは逸早く社会主義政権から脱却し、東欧での民主主義のモデルとなっている)を中心とする前半部と、対欧米との関係や軍隊の役割の変化を中心とした後半部に分かれている。現代史20年間での変化は他の年代に比べると情報量がずっと多く理解に苦労したが、現代の問題に切り込む両書だと思う。2012/06/06
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