目次
第1章 CIPFAの創設と発展―任意団体から慈善団体へ(CIPFAの歴史を考察する意義;CIPFAの創設 ほか)
第2章 CIPFAのガバナンスと活動―専任職員の雇用と年金問題(発展の可能性と組織管理の重要性;CIPFAの目的と戦略マップ ほか)
第3章 英国自治体の財務報告と会計基準―CIPFAのSORPを中心として(英国のセクター・ニュートラルとCIPFA;財務管理責任者の設置と制定法 ほか)
第4章 『地方議員のための自治体ファイナンス』―CIPFAの標準的な財務管理のテキスト(地方自治体における財務管理のフレームワーク;英国地方自治体における財務管理の基本構造 ほか)
第5章 日本版CIPFAの創設―地方自治体会計基準の設定と財務管理(地方自治体財政の深刻化と会計・監査機能の強化;現金主義会計からの脱却 ほか)
著者等紹介
石原俊彦[イシハラトシヒコ]
1960年大阪市生まれ。1984年関西学院大学経済学部卒業、1989年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。同年公認会計士登録(登録番号9922)。1990年京都学園大学経済学部専任講師。その後、同大学経営学部専任講師、助教授を経て、1995年関西学院大学産業研究所助教授。2000年同研究所教授、博士(商学)の学位を関西学院大学より授与される。2005年関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授、2008年同大学大学院経営戦略研究科博士課程後期課程指導教授。2009年4月より関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科研究科長(就任予定)。海外における教育研究活動として、2007年2月から英国バーミンガム大学公共政策学部客員教授(Honorary Professor)。著書に『監査意見形成の基礎』(中央経済社、1995年、1996年第24回日本公認会計士協会学術賞受賞)、『リスク・アプローチ監査論』(中央経済社、1998年、1998年第12回日本内部監査協会青木賞受賞)など。社会活動(2009年3月現在):総務省地方公共団体における内部統制のあり方に関する研究会委員、京都府参与、兵庫県豊岡市行政改革委員会委員長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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